春分の日の今日もRCのお勉強会。
次年度米山記念奨学会委員長なので、
次年度に向けてお勉強会でした。
そもそも米山記念奨学生とは、日本に在留している海外留学生たちに日本全国のロータリアンの寄付金を財源として、奨学金を支給して支援する民間の奨学財団。
その中で、奨学生三名が自分の学びを含め、実際の生活、財団からの支援を受けてどう過ごしているかの紹介もありました。3名の奨学生。
その奨学生のスピーチの中で、
「人を助けることは、自分が強くなります。
今はたくさんの助けをもらっているので、将来自分が強くなって
日本と中国のかけ橋になり、ご恩返しをしたい」
と話していました。
「留学生として異文化の中に入っていくことはかなりの不安や負担がある。
でも、異文化を受け入れ、楽しむことはとても人生を生きていく上で役立つ。
世の中に絶対はない。 現在正しいことが正しくなくなることもある。
異文化を知ることはとても大切だと思って日本へと留学を決めた」
ともありました。
日本に来た頃は<あいうえお>ですら分からなかった彼らが、とても流暢な日本語で
話しをします。もしかしたら、私より日本語がうまいかも・・・。
それでも留学スタート時にはバイト一つ探すにも言葉の壁で断られていたとか。
それ以上に≪ご恩返し≫と言う言葉が折々に出てきます。
もしかしたら日本が忘れている文化をよっぽど彼らのほうが持ちあわせていると
感じました。
教育は長期的に観ていくもの。
10年・20年をたった時、その意味がでてきます。
まだまだ理解の域にまでは達していませんが、
自分にできる委員長の役割を最大限で取り組んでみます。