明け方目が覚めてTVを観たら丁度世界水泳の
リレーやっていました。
繰り上げではありましたが、三位入賞!!
凄いですね!!
メダル獲得ができず涙なみだだった入江選手、
思うような結果の出せなかった北島選手、
色んな思いを抱いてそれぞれが挑んだ試合。
女子選手も惜しかったですね。
それにしても、最近は国内で戦うというより、
世界で戦ってあたり前の時代になりましたね。
少し前の記事で「平成生まれアスリートが世界で活躍できるワケ
親の価値観がシフト」というのを読みました。
テニスのフェデラーに勝った錦織圭選手23才、サッカーの香川真司選手24才、
ボクシングの井岡一翔選手24才など・・・彼らが物おじせず海外の強敵を相手に
結果を残せる理由を、時代や教育法の変化、スポーツ心理学の発達など様々な
角度から強さの秘密を探ったもの。そのスポーツジャーナリストの吉井妙子氏は
「時代の流れによる親の意識変化が大きい」といいます。
「親の世代が長嶋茂雄さん、王貞治さんに憧れた世代から、
イチロー、中田英寿氏をカッコいいと思った層に移った。
親の価値観が子供に与える影響は大きい。
世界で活躍するのが親、そして子供にも当たり前という時代になった。
目標は最初から世界で活躍することになる。
錦織がテニス留学のため中学生で渡米したように、
親も当然のようにわが子を海外へ送り出すようになった」
ー吉井妙子ー 著書『天才は親が作る』(文春文庫)でイチロー、松坂大輔らアスリート10人の
家庭教育を解き明かしたスポーツジャーナリスト
時代変化の中で、昔ながらの自分が教えられた方法から抜け出せない親を持つと
こうはいかないってことですね。
私たちの時代に良しとされたこが、そのまま通用するなんてあり得ない。
中高・大学生を持つ親のための講座をやらせて頂いていますが、
いつも言うのは、自分が大人になっていく過程で経験した失敗を、
子どもだけにはさせたくたい・・・と親は考えてしまうけれど、
情報量も社会環境も激変していることを先ず認識しましょう・・・と。
昔なら、田舎と都会…その情報は半年以上の遅れがあると言われていましたが、
今やタイムリー。情報だけはどこでもいつでも受け取れる時代ですから。
何も特別な親がこうした子どもたちを育てているわけじゃないようです。
どう育てたいか? 親としてできることは何だろうか?
子育てに正解はありません。
親の価値観が子どもたちの未来に影響することだけは、
意識していたいものですね。
田舎の畦道散歩