≪強さとは何か≫

2013.08.10


リオール通信 アウトローの学び方より
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≪強さとは何か≫−54−   (2009年9月号より)
今年に入りリーダークラス、新人フォローアップでもメンタルタフネス研修
続いています。
多くの企業や組織でバーンアウト(燃え尽き)してしまう人たちや
精神的に揺らぎを感じている人たちが増えてきたという現状もあります。

共通点として自尊感情が低くなる傾向があります。そこで
≪自尊感情尺度≫を使って調べたところ、
リーダークラスに自尊感情の高低が顕著に現れました。 

会社・組織や上司からの指示や命令を何とか遂行しようとする気持ちと、
部下や後輩からの愚痴や不満からくるストレス・・・・
その環境の中で自分が中心となり動いていかなければならない現実・・・
などからくる軋轢の中でもがき苦しむ姿が浮かび上がります。

仕事がうまくいかないのは自分のせい。
人間関係のゴタゴタは私が何とかしなければ・・・
誰にも言えずプレッシャーとストレスで押しつぶされそうになりながら・・・
でも助けが求められない。 

本来の強さを発揮できないリーダーがたくさんいます。 
そういう私自身が若いころは
「リーダーとは孤独であり、真の強さとは全て自力で解決できること」
だと思っていました。

ひた走ることで皆を引っ張り続け、疲れきって倒れた時
どうしてもっと自分たちを信頼して任せてくれないんですか?」
言われて初めて気づかされたこと・・・ 
本当の強さとは、本当のプライドとは何なのか??

本当の強さとは、プライドとは、
仕事で言うなら本当に完遂したいことを達成させるために、
守りたいものを守るために、プライドを捨ててでも全うしようとする姿勢
なのかもしれません。

「困っている。よかったら手伝ってほしいんだけど」「あなたの力を借りたい」・・・
≪ヘルプ=助けて≫というシンプルな言葉だけで周囲の大きな力が
動き始めます。  
一人で戦うことや頑張り通すことだけが強さや勇敢さであるとは限らない。
逆に助けを求めるという行動は、
それ以上に強さや勇敢さも必要なのかもしれない。
 
もし、疲れていると感じたなら、弱っているなと感じたら助けを求めてみよう。
周囲のひとりの手助けで救われることもあるかもしれない。
ひとりでダメなら二人へ、三人へ・・・。
チーム一人ひとりの力が引き出せてこそチームリーダー。

次のステップへの扉を開くのは、あなたのひと言・・・
シンプルな「助けて」というひと言。   
   報恩感謝。
カスタマイズHappyレッスン
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