日本シリーズ・・・
楽天イーグルスおめでとう!!
負けた巨人も最後までいい試合でしたね。
どこのファンというほどでもないのですが、
やはり勢いよくのぼり、ファイナルシリーズで
完敗だったので、楽天を応援してしまいました!
マー君…夕べの登板に続いて最後の最後で
胴上げ投手でしたね。凄い!
鍛え上げられた体以上に精神力の強さ感じます!
夕べあれだけ投げて、今宵締め投げる姿は、自分のためだけではなく、
チームの為に、東北のために、大切な人の為に・・・
思いがいっぱい詰まった投球で気迫溢れるものだと感じました。
ふと甲子園でのハンカチ王子との戦いを思い出してしまいました。
ちょうど彼を育てた、駒澤大学附属苫小牧高等学校野球部元監督
香田誉士史氏のチームを育てていった中に、その不屈の精神の原点があるように
感じました。 その、香田氏のお話しの一部を紹介します。
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当時の駒大苫小牧の野球部は地区大会の1、2回戦で敗退する弱小チーム。
私はこのチームを甲子園に連れて行き、いずれ日本一にという目標を掲げて
臨みました。
しかし、私の赴任前に監督不在の時期が続いていたこともあり、
部員たちは当初不信感を募らせ、なかなか心を開いてくれませんでした。
若さゆえにがむしゃらにチームを引っ張ろうとする私のやり方も空回りをし、
一時は練習をボイコットされる事態にも至りました。
各地に赴き、有望な中学生を勧誘して回っても、弱いチームに選手はやれない、
と全く相手にしてもらえません。
「畜生!」
「ふざけんな!」帰りの車の中では、悔しさのあまりそんな叫び声が
何度も何度も口から迸り出ました。
いつか必ず、駒大苫小牧で、この香田のもとで野球をやりたい、
とたくさんの子供たちから言われる野球部にしてみせる。
そう心に誓い、私は部員たちに自分のすべての情熱、愛情を注ぎ込んだのでした。
そんな私たちに大きな壁となって立ちはだかったのが、北海道の冬でした。
授業が終わり、「さあ練習だ!」と外へ繰り出すと、既に辺りは薄暗く、寒く、
グラウンドは雪で覆われており、部員の士気は否応なく下がるのです。
この地域的なハンディにより、北海道のチームは本州のチームには勝てない
という思い込みが浸透していました。
しかし、甲子園出場、そして日本一という目標を実現するためには、
なんとしてもこの冬を克服しなければなりません。
強いチームをつくるためには、ピッチングやバッティングなどの
個々の技術ばかりでなく、様々なせめぎ合いの中で、
守備時には相手にホームを踏ませないための、
攻撃時には一つでも多くのホームを踏むための
様々な連携力を磨いていかなければなりません。
冬場に野球から遠ざかっていては、大会本番までにとても間に合わないのです。
そこで私は、ブルドーザーを調達してきてグラウンドの雪を取り除き、
冬場はまともに練習できないという常識に挑戦したので「外で練習をやるぞ!
」と言うと部員たちも怖じ気づいていました。続けるうちにそれが当たり前になり、
内心これは寒いだろうなと思う日でも「きょうはどうだ?」と聞くと、
「大丈夫です!」と元気な声が返ってくるようになりました。
人間、本気になればなんでもできるものです。
厳しい冬と懸命に闘ってきただけに、雪解けを迎える喜びは格別でした。
気候に恵まれた地域の野球部には絶対に負けない。
それが私たちの合言葉でした。
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環境だけはない!
熱い思いと行動を起こすことで、
事態を変えることは可能なんですね。それを照明してくれています。
いい気付きありがとうございいました。