「かけた?」・・・は「かけて!」

2013.11.24

夕べ深夜遅くに母からの電話が鳴りました。
「何かあった?」と聞くと、
「電話かけた?」・・・そんな寝入りばなに電話をするなんてあり得ない!
眠気もあり少しイラッとしながら早々に電話を切りました。

母は今、父が入院中のため、ショートステイでお世話になっています。
今日はそのあさぎりさんの文化祭。

御昼時に到着して先ずはタコ焼き等で腹ごしらえ。
ゆっくり話す間もなく、母は早々に出店で野菜類を
選んでいました。
白菜だってネギだってなんでも100円ですから。
たくさの野菜を買いました。
その後、入所者のみなさんが春ころから作ってきた
貼り絵で作成された大きな大きな紙芝居を観たり、
三次出身のヴィオラ奏者の沖田さん夫妻、
そしてバリトンの平岡さんの 〜みんなの音楽〜
演奏や歌を聞いたり一緒に歌ったりしました。
 
音楽に合わせて楽しそうに口づさむ母を見ていてふと思ったんですね。
最近の母からの電話を思い出すと
「電話かけた?」が必ず第一声だった気がします。
そうか、「かけた?」は、「電話をかけてちょうだい!」なんだ!
そんなことに気づかなかったなんて。
確かに真夜中の電話にはイラつくけれど、母の気持を考えると
慣れない場所に一人でいるのに、なんで声くらい聞かせてくれないの・・・なんだ。

つい、起こった出来ごとに反応してしまうけれど、
相手のしてほしいこと、
欲していることを考えてみると、
自分にできることができていないことに気づきます。

自分自身の母への気持は
「できるだけ楽しく気持よく過ごしてほしい!」
だったらそのサポートにはまだまだ出来ることが
あるのに、これ以上もうムリなんて考えて、
相手を責めてしまう気持が湧いていることに
気づかされました。反省。

自分に願望があるように、相手にも必ず叶えたい願望があります。
自分の願望も相手の願望も互いに満たしあえるのがいい関係です。

ヴィオラのやさしい音色に癒されながら、ふっと肩の力抜けていきました。
まだまだ修行が足りませんが、こうやってまた成長させてもらっています。
感謝です。
さぁ11月もラストの週です。がんばりましょう!
カスタマイズHappyレッスン
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