今日はアウトローの学びからです。
2010年 リオール通信128号 4月5月合併号より・・
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≪己を全うする≫−60−
一番管理職に近いと誰もが認める若きホープだった彼の訃報が面談する予定の
その朝入りました。
26歳この秋には結婚も決まり、休日のその日は婚約者と車を見に行く
予定だったそうです。
その顔はとても穏やかで 今にもお起出してきて「どうしたんですか」
と言いそうなほどだったと言います。
あまりにも切ない一日でした。
実感のないままの周囲の混乱は言うまでもありません。
何も考えられない時は、ただひたすら目の前にあるやるべきことに集中しようと
声をかけ、リーダー達にはメンタルのサポートを依頼してきました
人の寿命は限りがあり、いつ何が起きるかはわかりません。
ただ、一つ言えるのは、間違いなく私たちは今、ここに生きているということ。
人生の中では様々な出来事と遭遇するけれど、それを乗り越えていける力は
誰でもが持っています。
存在に優劣はないし、誰もが生きる価値、愛される価値、
幸せになる価値を持って生きています。
彼から教えてもらったのは、いつも笑顔で 自分の仕事を楽しみ,
悩みを成長の課題として捉えて前向きに取り組む姿です。
天然のボケと素敵な笑顔、仲間も 仕事もお客様もみんな大好きで、
フィードバックには必ず気づきを返してくれていた 志を持ち生きていた姿です。
今日の延長線上にしか私たちの未来はありません。
だから今を懸命に生きる。
自分を磨き、何かしらの人のお役に立てる自分を作り、
自分も周囲も幸せにすることができる人になりたい。
御冥福をお祈りしながら、彼の人生から 多くのことを教えられたことに
感謝で一杯です。 報恩感謝。
「二度とない人生、いかに生きるかという、
生涯の根本方向を洞察する見識、並びにそれを実現する上に生ずる
一切の困難に打ち克つ大決心を打ち立てる覚悟がなくてはならぬのです。」
『修身教援録より−森
信三師-
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改めて読み返し、亡くなった彼の笑顔が鮮明に思い出されました。
人の命とははかないもの・・・だから真剣に向き合い、真剣に語り合いたい
改めて感じました。
そして唯一無二の存在の自分を愛し、大切に生きます。
あらためて冥福をお祈りいたします。
報恩感謝。