暦の上では立春・・・連日続いていた春の気配がどこかに遠のいて寒い一日でした。
この三寒四温をくり返してこそ美しい桜の花が咲くと言われています。
「冬と春と両方を感じれる頃と思いましょう」って
天気予報士さんが言っていたのが頭に残りました。
今日はランチを戴きながら教育計画の打合せ。
役員さんお二人に担当の方。
さすが百戦錬磨で時代を切り拓いてきた方たちのお話しはおもしろい。
自分たちの時代を振り返りながら、時代の変化も敏感に察知された上で、
これからの会社の行く末を案じていらっしゃる。
かなりの優秀な人材を採用し続けてこられて危惧されているのは、やはり人間力。
「うちPな人たちが多いんですよ。」
うん??? ≪Pな人≫??
拘り続けてこられたPDCAサイクルのことでした。
≪P≫な人たちが多いってことは、プランは立てるけれどDoができないってこと?
優秀な人たちなのでプランを練るのに
時間をかけ素晴らしいものは練る。
でも、そこにはお客様がいて、
相手があり、行動部隊もあり、
そこを納得させ動かさずして、
行動をしないでプランばかりが蓄積
してしまう。
行動してチェックしてこそ、
次の改善案が生まれる・・・はずなのですが、そこの弱さが気にかかるということ。
なるほどそういうことでしたか。 ひと言で言えば頭でっかち!?
要は「じゃあ、それ俺やります」とか「やらせてください」とか踏み出していく人材が
少ないことを危惧していらっしゃるということでしょう。
本来Planとは目標を設定することだけじゃないはず。
それを具体的な行動計画に落とし込む・・・までついているんですけどね。
組織の中に落とし込もうとすると、自らの行動が必要になります。
笑いごとではなく、どこの企業でも抱える頭の痛い問題ですから。
ただ、そこを自分たちがいるうちに何とかしなくては・・・という経営幹部の方たちが
いらっしゃるというのは、凄いことだと感じたのでした。
PDCA・・・何事でもまわしきり進化していく集団でありたいですね。
笑い話の中にもたくさんの気づきを戴いた時間です。報恩感謝。