青空の下の開花とはいきませんでしたが、川岸の桜も咲き始め
あちこちで春が芽吹いています。
今年初・・・ウグイスの声を聞きました♪
「・・・キョ・・・ケキョ・・・」
うん? おやおやまだ発声練習が足りないのか。上手に鳴けていません。
新入社員研修がそろそろ始まるので、新人さんの表情に重なりました。
最初は誰でも下手であたり前。
先日、タクシーに乗った時、新人さんと指導員さんが乗ったタクシーでした。
ウインカーを出すのが遅かったり、大きく曲がり過ぎたり・・・
その度 、「・・・・・・・(注意指導)。もう、どうなんかね!」
とひと言がくっついてくる。乗っている間、5回以上聞きました。
「・・・もう、どうなんかね!」という呆れ言葉が聞こえる度、新米運転手さんの表情は
こわばり、より緊張して小さなミスを繰り返しているように感じました。
もしかしたら、私が乗る前から何度も小さなミスが続いていたのかもしれない。
それでもやはりその言葉がよりミスを引き出していると思います。
大人の私たちは言葉の重みを知らなくてはいけません。
特に、上に立つ人の言葉、それが上司ともなればそのひと言が相手に与える重みは
自分が思っている以上に大きく影響を与えるものです。
「そこまで深くは考えていなかったよ」とか「軽く思ったことを言っただけ」
とはよく聞く言葉です。本人には全く悪気はなくても、上からの言葉にみんな従順で
逆らったり、意見を言うことはいけないことだと思ったりしているものです。
もう一つ、脳にどんな言葉をインプットさせるか。
「お前は遅刻ばかりするヤツだ」とか「何をやってもダメだ」と言い続けていると、
部下はそういう人になります。そうなりなさいと言っているのと同じ!
相手がうまくいくような言葉を投げかけてあげたいものです。