午前中、ある社長様と面談させて戴きました。
社員にどんな人材像を求めていらっしゃるかお聞きしたところ、
「自分の生活の糧となる仕事、なんでもっと真剣に楽しんでやれんの
だろうか。がんばった分ちゃんと報酬になると言っているのにね。
真剣だったらもっと眼がキラキラと輝いているはずなんだけど・・・」
多くの難しいことを求められているわけではなく、
社員が楽しくイキイキ仕事をして会社も社員もお客様にも
喜んでいただけることを考えている。
そのためのやるべきこともどうやるかも提供されているのに…
やらされ感!・・・
会社の利益も売上もすべて自分たちの幸せに直結していることは
なかなか理解してもらえないのは悲しいものです。
大きな夢や希望とまではいかないにせよ自分の人生を支える仕事です。
真剣に楽しんでやらなきゃもったいないです。
自分の人生をボーっとしてただただ日々を過ごしているってことになります。
ここがこれまでの何をどうやる・・を教えるだけでは難しいんですね。
「そうか・・・やっぱりメンタルにかかっているのか」
と納得の声でした。
これまでの日本社会、とくにビジネスの場面では長い間「仕事に感情を持ちだすな!」とか「仕事は仕事」が当たり前で感情を扱うことは
タブー視されていました。
実はこれが私たちのパフォーマンスの質を決める大事なキーになります。
メンタルを自分自身で上手にコントロールしながら、
よりよい仕事をして自分の求める上質社会・・・自己実現に向かう時代です。
午後からは、前進会さまの安全大会で講演をさせていただきました。マエダハウジングさんと匠技を持つ職人さんたち協力会です。100席以上用意された椅子が見事に埋まっていました。
スタート時にマエダハウジングさんの社員さんを中心にお客様との接客ロープレがありました。
全員が席を立ち実践されている姿を見て、この集団の意識の高さ、
安全意識の高い集団だと感じました。
「メンタルタフネスで時代を生き抜く」
〜心の状態とパフォーマンス〜 をテーマにお話しさせていただきました。
机なしのワーク形式で進めたのですが、みなさん積極的に参加していただきました。
帰り際参加者の方たちから
「これまでこんな考え方はしたこともなかったので戸惑いはあったけれど本当に勉強になりました」と何人もの方に声をかけていただきホッとしました。
前田社長のブログ
時代の変化とともに進化していくマエダハウジングさんとその匠集団
まさに共に前に突き進んでいく集団でした。