立場の発言と責任

2014.07.31

7月最終日です。2ヶ月ぶりのりオール通信作成中です。
7月の沢山の出会いに感謝してりオール通信2011年一月 NO133号より
アウトローの学び方です。

******************************
≪立場の発言と責任≫−67−

社研にいた頃、古い体質だった会社を「私たちの力で変えよう!」と

東京の同僚と会う度 息巻きながら飲み明かしていた。 
男女の年齢給差、主任になるのに10年以上かかる・・・ならば私たちが変えてやると。
まだ入社2年目、3年目の二人だった。  
お客様に恵まれ主任昇格、係長昇格と上がっていく中で私たちの言動は変化する。
一人の力では会社は変えられない・・・
いかに同じ志を持つ人間を増やしていくか。
部門を巻き込んで変えていこう!と。 
一人の力はどうしようもないほど無力だった。 
だからこそ個人ありきからチームとして結果を出すことが必要であること、
何より上司の協力を得る事が必要だったと気づかされた。 
互いの上司ととことん話し合い、部門間での情報共有も目指した。
 もう一つ・・・自分がモノ言える立場になる意味もここにあった。

会社が、上司が何も理解してくれない・・・とよく聞くが、いかに自分たちが
やりやすい方向へ協力してもらえるように働きかけるかも考えてみよう。
 会社も上司も敵ではない。
ましてや不幸にするために人を雇う会社はないし、
もちろん不幸になるために会社に入る人もいない。
 ただ、自分が可能にしていきたいことは、会社もそれを望んでいなければならないし、
会社にとって大切だと考えるなら本気で提案していく価値もあるだろう。

お客様の幹部ミーティングで志は高いのに会社や経営にネガティブな意見を
繰り返す方がいた。 昔の自分の姿を重ね合わして苦笑いしてしまう。
「じゃぁ、自分は何をしますか?」と投げかけると一瞬表情が揺れたが
「自分のやり方で・・・」と悶々とする。 もったいないと思う。 
そのネガティブなエネルギーは、プラスのエネルギーさえも打ち消してしまう。 
期待も希望も持たずに何を変えていけるのだろうか? 
上に立つ人がネガティブな感情満載の人では、部下もたまったものではないし、
何より楽しくない。(口に出す言葉は心の習慣でもある)

 確かに社長のひと声は≪神の声≫右のモノも左へと簡単に動いてしまう。 
だから何も変わらないではなく、現場をよくするために 
そしてお客様の喜びのために・・・
現場で結果を出しながら、上に下にそして組織に働きかけていくか。
目指すところは皆同じはず。 
立場の責任と発言の影響力について改めて気づかされました。 
報恩感謝
******************************
カスタマイズHappyレッスン
Facebooktwitter