アウトローの学び方 ≪チーム一丸≫ その36―

2009.09.07

今日は柳井市にある フジマグループの社内大会にお招き戴き、
これから出かけます。 今年はどんなパフォーマンスが見れるやら!!
各店舗のメンバーの仕事中では見れない別の表情が見れることも楽しみの一つ。
行ってきま〜〜す!!
ということで…アウトローの学び方…久々の更新です。

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アウトローの学び“大事なことはみんなお客様から教わった”・・・ 
≪チーム一丸≫ その36―

組織の上層部が揺らいでいると、その空気はすぐに社員に蔓延する。 
それくらい上司の表情や姿勢を下は見ているんだと感じる。
最後の最後、あともうひと踏ん張りの時こそ上司の力が試されるときかもしれない。

社研の時代の二年目…先輩 営業はみんな辞めてしまった。
入社当時、撤退するかどうか瀬戸際事務所だったと後で聞かされた。
弱小軍団奮闘記が始まる。
営業は同期と私と新人たち…後は所長、内勤女性と事務女性。

一冊の本が火をつけた。
合言葉は「ガンホー!」という『一分間モチベーション』 
みんなで共有し、その精神を貼りだし、毎日自分達の行動をディスカッションしていた。個人の目標は違う。でもそれより大事なものがあった。

「一人ひとりが自分の成すべきことしていればそれでいい!
最終的には事務所としての売上・利益である」
と所長が宣言した。

怒涛の進撃を続けていたが苦しい月。
…忘れもしない8月31日…後5万で事務所目標達成という時、
昼まででそれぞれの結果は惨敗。
一枚のビデオ教材の問い合わせ用紙を祈るように内勤の女性から手渡された。
そのまま飛び出した。 

熱心に勧める私に「教材のよさはわかった。
買うからそこまで必死なのはどうしてか教えてくれ」と初めてお会いした社長に
聞かれた。
「部下のためにも、事務所のためにもあと5万でこけるわけにはいかないんです」
と正直に話した。

社長は「そんな集団が作れるだろうか」と聞いた。
「作れます!」と迷わず答えた。
それから2時間以上色々なお話をした。事務所に帰ったのはもう20時前だった。

戻ると煌々と電気が灯る事務所に全員の笑顔があった。
無事 売上FAX送信!それからは皆で泣き笑いの打ち上げ!最高の喜びだった。

一人の力ではない。みんなの想いがひとつになったんだ。
その年から連続してベスト部門賞を戴く。
チームが育つ時…それは”想いがひとつ”になるとき。
組織で働く喜びを教えられた。         報恩感謝。
                 −2007年11月27日 リオール通信 ?103号より−