秋晴れの一日・・・今日は法事で庄原に行ってきました。
父方の叔母のところへ。
法要を終えお墓参りの途中、ワレモッコウを見つけました!
昔から大好きな花
吾木香、我毛香、吾亦紅・・・たくさんの漢字名を持つ花。
『吾亦恋う』と書けば文学的であり、
『我もこう」ありがいと思えば哲学的である。
「われ」=「自己」=「人」として見ているのではないかと
思われる。
とありました。
小さな頃からなぜか心惹かれる花です。
そして秋を感じさせてくれる花です。
決して華やかではないけれど、
小さな花が集結して共に咲いていて温もりともどこかもの哀しさを
感じるからでしょうか。
そういえば今日のお坊様のお話に、基本的仏教用語の意味の
諸行無常
「諸行」とは因縁によって生じたこの世の一切の事物。
「無常」とはこの世の万物は常に変化して、
ほんのしばらくもとどまるものはないこと。とありました。
終わることのない人生もない。
わかっているけれど、未来の自分へ、過去の自分へと
心が揺れ動いて今ここを楽しめないとはもったいない。
法事は過去の人たちへ祈りを捧げるだけではなく、
受け継いだ自分の命に感謝し、自分を生きよと
教えられているように感じました。
穏やかな一日に感謝です。