一生懸命という奢り

2014.09.22

22日ソネット不通状態でした。22日分はアウトローの学び方より。
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りオール通信1011年2月号(136号)より
《一生懸命という驕り≫−68−
柳井のフジマグル―プさんがこれまでの業態とは違うお店

 ほの湯「お食事処 もみじ」をオープンさせました。 
店長を始め、既存店からの異動スタッフも現地採用のパートさんたちも
何もかもが初めてづくし。
接客や調理の経験者であっても慣れるまでは何が起きるかは
想定の域を超えることもあり大変でしょう。 
既存店からもヘルプに入ったり、お休みの日には
見学を兼ねてお手伝いに出向いています。 

新店「もみじ」に刺激を受けて各自の心に何かが起きているようです。
同時に既存店でもメンバーの異動で作業効率などにも変化がある中で
イベントもあり 何か落ち着かない雰囲気でした。

いい意味での新風は期待感が膨らみます。
それは、各自の中で起こっているざわめきが、
大なり小なりの成長のキッカケとなるからです。

例えば、新しい自社のお店にヘルプに入ってみて、何を感じているかで、
今の成長度合いや今後の成長課題が見えてきます。
また異動に関連して起きている課題対処でも変化が見えてきているからでしょ
それに加えて、各店舗マネージャーにも課題が突きつけられているでしょう。 
新店に注目しながらも自分たちが持つ既存店を今ある課題解決をしながら
どう繁栄・発展させていくのか・・・でしょうか。

さざん亭MGより 「メンバー皆ができる状態中で、自分ができるのは当たり前、
できないメンバーや新しい環境の中でできてこそ、本当の力。 
じゃぁ今、出来る環境の中で(既存店で)やっている自分たちは 何ができるだろうか
考えてみよう」と噛みしめるようにアドバイスが入っていました。 

私たちは日々の雑多な仕事の中でそれなりに一生懸命はやっています。 
一生懸命がゆえに起こす驕りもあることを忘れてはいけない。 
懸命に仕事をするとそれなりの評価は得ます。
そこで陥るのが<一生懸命という名の驕り>元の上司から言われた言葉です。

人は懸命であればあるほど、自分のやっていることや言動に酔ってしまう。
そして、人からのアドバイスや助言を聞いているふりをして実は聞いてはいない。
自分が中心となり自分の判断が全てとなり、素直には入ってこなくなる。
各店舗店長面談をしながら自分自身にも問いかけていました。 

別の視点から自分を見てみる。自部門を見てみる。
自分の仕事ぶりを見てみる。100点満点なんてない。
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