お礼とその後の報告や課題を書かれたお手紙が
届きました。ご無事でほんとうによかったです。
8月19日東京から戻ってタクシーに乗り込んだと同時に
大雨そしてもの凄い雷が鳴り響き出したのを思い出します。
20日深夜に起きた土砂災害。
ニュースで聞いてすぐ御夫婦の顔が浮かび電話。
奇跡的につながった感じさえした大変なさなかの声は、
「停電していて周囲も凄いことになってるの。
電源が切れるかもしれない・・・」というこで、
すぐに切らせて頂いて心配していました。
避難命令が出て親戚のところに身を寄せて
おられたとのこと。
50メートル山側の人は家とともに土砂にのみ込まれ亡くなられたとのことです。
今は戻られていますが、工事の邪魔にならないように
住民以外は昼間の車両乗り入れはできないとのことです。
冷静に書かれてはいますが、その大変さは推し量れないほどのものと思います。
無事を喜んでばかりはいられない近辺の状況でしょうし、これからのことも。
今後の課題として、土砂流が発生した沢は災害発生時のまま。
多量の雨が降ればあの日以上の災害が発生する可能性大だそうです。
その防護対策も皆無だそうです。
丁度、先々週まで休みの日にはボランティア活動をしていたワシ君の話。
彼らは100名ぐらいの団体で登録せずに活動をしていたそうですが、
市から勝手な活動はダメだと規制が入ったとのこと。 難しいですね。
彼らの団体は土建業など営む方たちがたくさんいて、重機を持ち込んでの作業を
していたそうです。 市のボランティアではそこまでの作業はできていないそうです。
なんとか役立ちたいと思う人たちと、助けを必要としている人たち、
統制と規制の中で進めなくてはいけない人たち・・・
もっと柔軟に迅速にその手と手を結ぶ方法はないんだろうか?
そういう私は現地に出向いてのお手伝いはできないので、
募金と心配だけで申し訳ないと思うのですが、
どこか虚しそうに活動停止したというワシ君の横顔と
お手紙の中に書かれた課題が気になるのでした。
夕方から降り出した雨は台風の影響もあり深夜にかけて大雨の予想です。
どうかこれ以上の災害がでませんように。
ご安全に!