脳も体も完全休業の今日はアウトローの学び方です。
大学後期 修大生とモーリーの15日間もスタートしてすでに5回目。
2011年4月に記載したものですが・・・スタート時は同じかな。
明日は修大祭で休講です。楽しく過ごしてほしいです!
*******アウトローの学び方 2011年4月りオール通信138号より***********
≪「〜しなきゃいけませんか?≫−70−
広島修道大学での実践「コーチング」講義が今年もまたスタートしました。
毎年学生たちには驚かされる事が多いのですが・・・。
3回目が終了早々に私のもとに一人の学生が来ました。
「先週のワークシートを出していないのですが、出さなきゃいけませんか?」
ガイダンスでも、第一回の「契約とコミットメント」でも 毎回終了後の夕方までに
参加ワークシートを提出することは明記されている。
そして、ワークシートの目的や書くことでもたらす効果など説明も加えているはず・・・。
「自分はどうしたほうがいいと思う?」
「じゃあ出した方がいいんですね?」
「<じゃあ>じゃなく、あなたがどうしたいか・・・自分で選択するんだよ」・・・
これが学生との会話です。
似たような会話が会社でも聞かれますね。
言われたことだけしかやらない、例え行動は起こしていてもやらされ感でいっぱい。
言われたことはやるがそれ以上考えて行動することができない。
あげくの果てには「どうしてもやらなきゃいけませんか?」などと言い出す。
投げられた仕事は受けた時点から自己責任が発生していることに気づいていない。 それに加えてもともとのエネルギー値が低いというかモチベーションも低い点も
気にかかります。
幼少期、学生時代・・・養育期の中でどう親たちや周囲と関わってきたのか
つい聞きたくなりました。
よくあるのは、何でも全て用意されていて親の言う事に何も言えずに
そのまま従ってきて、いざ自分で選択しなくてはいけなくなった時、選択ができない。 そして逆に、やりたい放題で何がよくて何が悪いのか判断できないまま
親の放置のもとで、自分がやりたいことだけをやってきたケースなどでしょうか。
「それじゃ、あかんやろ!」と のど元まで出かかる言葉をグッと我慢して
これから一緒に学びます。
人とのやり取りの中で基礎ベースとなる自身の生き方スタンスを築いてくれたらと
願っています。
月曜朝一に眠そうな顔でがんばってきてくれる学生たちに、
まずは自分でやる気スイッチを入れることや、気づきのキッカケを発信しながら
どうしたら伝えることができるか、日々奮起中です。
やれないんじゃない! やり方を知らない、教えられていないだけ!
教える側も努力が必要! 報恩感謝。