選抜シニアリーダー研修 最終報告会です。
このクラスは職場でも要の最前線指示を出す方たち。
「なぜこの忙しいのに・・・」からスタートした研修でした。
それでも一年間時間を作りがんばってきました。
ある自部門から2名を研修に派遣されたMGさん。
頑張ったことへの賞賛と共に一言。
「忙しい時こそ教育だと考えている。
月々の報告書も、プレゼンのプロジェクター資料も
暇なときなら、なんぼでもいいものはできる。
できて当たり前。
忙しい時だからこそ、仕事も部下育成も、そして研修も・・・
全てを手抜きせずやり遂げる。
そこに本物のリーダーとしての真価が問われると考えている。」
忙しいからこの時期の研修は・・・
毎月なんてムリ・・・なんて声はよく聞くことです。
でもよくよく考えると、彼らがいなければ回らない状態であるほうが
問題かもしれません。
いつ何があってもおかしくはありません。
もちろん、一ヶ月・二ヶ月と渡れば支障は一時的にはでます。
たった一日、されど一日・・・この都合さえつかない、この一日さえ回せない状態が
あるとしたらかなり問題です。
研修を受ければ、当然部下育成に目がいきます。
個々の話しを聴くようになった時、全部を引き受けて仕事を増やす人がいますが、
それも違う。
いかに情報が吸い上がる関係が構築できるか・・・これが大事です。
それをしようとしないから、やれ研修は無理だとか、
仕事をさらに抱え込むような状態ができます。
ぎゃくに研修は仕事を上手に手放すいいチャンスかもしれません。
一年間ほんとうにお疲れさまでした。
ありがとうございました。