”書く”こと

2015.05.17

修大生とモーリーの15日間のレポート添削に続き、今年度は2社研修参加報告書の

添削をすることとなりました。
実際はとてもキツイのですが、やりとりの中で成長を感じたり、誤解を解いたり
何より距離感が縮んでいくことも嬉しいことです。
まだ5回目ですが、どんどん学びが深まっていくのがわかります!
PCやタブレットが中心の生活になり、書くという行為が少なくなりました。
よくあるのは『漢字が出てこない!』ですね。
タイピングでは常に認識した文字はでてきますし、検索キーでなんでも探せます。
タイピングと手書きでは、手で書くことで脳が刺激されより活性化されるそうです。
Virginia Berniger博士は、キーボードではなくペンを使うほうが、
子どもたちのライティング能力(書く量、速さ、センテンスの完璧さ)が一貫して優れて
いることを発見しました。
書くことでRASが刺激されると、大脳皮質に
『目覚めろ!注意を払え! 細かいところまで見逃すな!』
という信号が送られます。
目標を紙に書くと、脳はそれを本人に深く認識させようと働きかけ、
周囲の様子や兆候にきづくよう、絶えず注意を呼び起こすそうです。
今は亡きDr佐藤富雄先生が、脳科学のお話をしながら、
脳を常に活性化せよ!と言われていたのを思い出します。
学生やスピーチが下手な人には頭の中で悶々としていることを
言語化し、書いてみることにより整理され、文章構成力も上手になっていき、
最終的にはスピーチも上手になると伝えています。
それは毎回の講義で実証済です。

それにしても、真摯に自分を見ようともがいているレポートを読んでいると、
嬉しくなってしまいます。
考えすぎのところも勿論ありますが、少ない経験の中で何故ここまで
不安や恐れを感じ、しないことを選択する習慣を身につけているのか不思議です。
もっともっと自分の未来価値に思いを馳せ、今を真剣に楽しんでほしいと
願っています。 まだまだここから。

さあ、新しい一週間のスタートです!元気に行きましょう!

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