毎日まいにち・・・トイレに幾たび「なるほどな!」と。
トイレに 正岡正篤『琴線に響く言葉』 の日めくりカレンダーがあります。
その中でも今ずっと開いているのが挨拶の意についてです。
挨拶については、どんな研修の時にでもお話します。
「挨拶」・・・自分の心を開いて、相手に近づくこと
でも最近はこの教えも付け加えます。
挨拶の意について、安岡正篤著述より
この挨とは拶とかの意味はもともと、物がぶつかる、すれあう、という文字で
物事がぴったりするということを「挨拶」といいます。
相手が思っていることに、ぴったりと的中するような言葉がでなければならない。
この意味で、「ご挨拶痛み入る」というのは面白い言葉であります。
本人の痛いところをピシッとやられた時に出るものであるから、
「痛みいる」わけです。
コミュニケーションがうまくいかない人は、人とやり取りすることを躊躇します。
相手に理解されないとどうしよう・・・
相手がどんな人かわからないのでどうやって声をかけたらいいんだろう・・・
などなど。
だから挨拶からなんですけれど。
その挨拶とは、ものがぶつかる、すれあうことで、
相手とぴったりとあってくる・・・と考えれば、その過程を避けていては
分かり合えることなどできない。
最初からぴったりとあうなんてなかなかないことで、
ましてや例え仲良しであっても、相手の機嫌次第でも変わってくるもの。
いやいや「だって挨拶しても返事も返してくれないんですから・・・」
と返ってきそうですが、だからしないんじゃなく、
自分のためにすればいい。
自分が気持ちよくいるために、
自分がいつもオープンであるためにすればいい。
相手を動かそうとすればするほど、
相手の反応ばかりに振り回されるもの。
ぶつかり合い、すれあいぴったりとあう!・・・
見るたびに今日も気持ち良い挨拶をしよう!と思うのです。
シルバーウィークですね。
お休みの人も、お仕事の人も・・・気持ちよく過ごしましょう!
報恩感謝。