100年以上続く企業

2015.10.20

今日はお篭もりでテキストの仕上げでした。

東京商工リサーチの調べによると、2014年の倒産企業の平均寿命は23.5年。
2014年に倒産した業歴30年以上の老舗企業は2,647件。

倒産件数(8,642件)に占める割合は30.6%とあります。
25年続かない企業がある一方で、100年以上続く企業もあります。
今月末新任管理職フォローUP研修で伺うニッタ?さんは今年130周年を迎えます。
先月もキャリアデザイン研修、キャリアデザインフォロー研修の実施時、
社員さんたちからも話がでていました。
新田長次郎氏が明治に大阪で立ち上げた会社です。
これからは産業の時代それには機械を動かすためのベルトが必要になると、
単身でアメリカに渡り、その技術を学んできたとお聞きました。
そこから130年・・・凄いことでもあり、ここからまた50年、100年と存続していくことは
並大抵のことではないでしょう。
だからこそ・・・これから未来を担う人材を教育し続け、
変化に対応できるリーダーたちを育てようとしています。

自社企業の歴史を知ることは、これから進化し続ける上においても
とても重要なことだと感じます。
どんな精神で何を目指してきたのか・・・
変えてはいけないもの、変えていかなければならないものがあります。
どんなに進化し続けようと、
その根底にある基本理念は変えてはいけないと言われています。
またもや揺れ動く有名企業の偽装事件・・・
創業者の心は踏みにじられているのかもしれません。
ビジョナリーカンパニーの基本理念は、進歩の飽くなき意欲と密接に関係している。
進歩しようとする意欲は、基本理念以外の全ての分野で、変化と前進を強く促す。
進歩しようとする意欲は、探求し、創造し、発見し、達成し、変化し、
向上しようとする人間の奥深い衝動から生まれる。
-ビジョナリーカンパニーより-
新しいリーダーたちがどう会社を捉え、未来に何を思っているのか楽しみです。
報恩感謝。
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