先だっての受講生面談の報告・・・。
さすが社長!
メンバー一人ひとりの仕事ぶりや背景、
人となりを把握されていることに驚きます。
逆にふと思います。
社長がここまで自分のことを
知っていてもらえていることを、
社員はちゃんと知っているだろうかと。
大勢の中の一人としてしか思ってもらえていない・・・
もしかしたら、
それくらいにしか思っていないかもしれない。
そう言えば、これまでもお客様の社長とお話していると、
社員だけでなく、パートさんのことまでちゃんと把握されていることが多かったです。
何度も社員・従業員さんの前で、会社のこと、仕事のこと・・・
公的にお話される機会は多いし、思いを届けようと様々な努力を重ねておられます。
それでも末端まで深く理解してもらうのは至難の技。
だからそこをわかりやすく噛み砕き、伝え、浸透させるのは管理職の仕事のはず。
ふと社長が苦笑いしながら
「一生懸命に思いを届けようと事あるごとに話をしているつもりですが・・・
なかなか届かないんですよね」
上司と部下の場合・・・
上司は思いを伝え、「何とかサポートできないか」と考えてます。
それでもどこか、伝わっていないような、理解されていないような思いを
感じたりする時もあります。
そうなると、「なんで伝わらないんだろう!?」と思うようになります。
そうなると・・・つい「こうしろ、ああしろ」と指導を始めてしまいます。
そうなるとやらされ感でいっぱいに。
こうして悪循環が生まれてきます。
相手にどうすればできるか、どうしたいか・・・
聴いてみませんか?
トップとなると、日常の細かい仕事に関わるわけではありませんし、
直属の上司がいるのに直接的な話もなかなか難しい・・・。
その辺がもどかしいものでしょう。
それでも語り続け、伝え続ける社長の思いを垣間見た瞬間でした。
報恩感謝。