【考える】を放棄しない!

2015.11.12

今日は打合せ。
経営企画室の方と打合せをすませ雑談。
「考える」ということが弱い若者が多いような気がするんですが・・・」とポロリ。

企業でも若者の扱いに困惑するお話が多いです。
確かに、一般社員は指示命令で動くことが多く、
上司の育て方にもよりますが、実際のところ
指示されたことしかできない社員に手を焼きます。
丁度出かける前に、修大生とモーリーの15日間7回目の
レポートを受け取り目を通したところ。
月曜日、職業カードを使用して自分の興味を引き出す
作業をしました。
進みたい道がなかなか具体化できない「迷走中の私」と
題をつけた男子学生から、
このままじゃ、本意ではない就職という学生生活のゴールに
立つのではないか!?
未来へのビジョンが、やりたいことがないまま4年生を迎えたくありません。
私は何をすべきなのでしょうか!?
それを目にしたところでした。
【就社】なのか、【就職】なのか??
会社の中には多くの役割があることさえ知らないから、知らないことに気付いたり、
自分の興味を探る作業をしたわけですが・・・。
知らない職業や興味のある職業がわかれば何をしたらいいんでしょうね?
知らないことを知ったら、調べることもできるし、聞きにいくこともできる。
それを考えたこともなかったんだから考えてみようよ!!
そもそもやりたいこともないのに、ビジョンができるわけがない。
それを考えてみる材料を提供しているわけですが・・・。
考えているようで、実は考えているフリしているだけなのか。
今までの「知らなないを知った!」から始まり、
「考える」ためには、必ず「知る」というステップが必要になります。
知らなきゃ「調べる」という作業が必要になります。
しっかり調べて、たくさんの情報が揃ってようやく「考える」ことができます。

これだけ情報は豊富にあるし、「知る」という機会を提供されているのに、
その情報も機会も活かそうともせず
【考える】ことから逃げようとしているように思えます。
フ〜〜っと軽い目眩を感じながら、ここをどうわかるように伝えていくかに
また思案するわけですよ。
「私が若い頃は、どうやれば給料がたくさんもらえるのか・・・考えていましたよ。
上司は、それは難しいなぁ・・・上にあがるしかないな・・と言われたものです。
 そうそう簡単に上がれるわけでもないのに、一生懸命考えて行動してきたから、
 制度は置いといても、今ここがあるわけですよ」
同じような思考の持ち主・・・考えれない人を考えれる人にしたい!
そうやって上司は今日も四苦八苦苦労しているわけです。
今日もいい一日に感謝です。
カスタマイズHappyレッスンFacebook