修大生とモーリーの15日間のレポート添削。
月曜日、修道アカデミーのメンバー3名が参加してくださったお陰で
色んなことを感じたようです。
自分の親からあれこれ「こうしろ、ああしろ」と言われるとウザったいと
反感を持ちます。
でも、自分たちと同世代の子どもを持つ親が、
「携帯ばかりつついて話を聞いてくれないの」とか・・・
「お母さんは考え方が古いから黙っといて!と言われるの。でも心配で・・・」
などなど・・・学生たちはどう考えているか聞かれることで、
自分の親のことが考えられたようです。
日常の出来事の中で、つい心配になって言ってしまう、逆に聞けない親たち。
母親ってこんなにも心配してくれているからうるさく言うんだとわかった
信頼してもらいたいけれど、もっと色んな話を自分からもしなきゃと思った
ずっと言えないまま気になっていることがあるからいつか話してみようと思う
自分の親子関係はいいほうだけれど、色んな家族があることを知った
二十歳になったことを機会に、離婚した親に自分の本当の気持ちを伝えてみる
様々な反応がありました。
自分の親との対話の中では、自分の感情や気持ちのほうが優先してしまうようです。
同じように親の方も、自分の要望を優先してしまう。
親からはいつまでも子どものままで、もう子どもではないのだから・・・と
頭では分かっていても、つい親の自分の意見が正しいと押し付けてしまう。
他人の親の話だから、逆に冷静に受け止め、
自分の親に置き換えて考えることができるようになっています。
人生は一人乗りのフォーミラーカーです。
反れないように、道を外さないようにと色々言うけれども、
ハンドルはその子しか握れない!
距離感が近しい関係であるほど、
自分の感情のコントロールは抑えにくいものです。
親なんだから・・・
子どもなんだから・・・
小さな頃からの関わり方がいつまでもどこかに残っています。
パソコンでも5年も経てばアップグレードしなきゃ使えない時代に、
成長したお互いを小さな頃のままの関係でやり取りしていることが
おかしいのですが・・・
こんな時、アドラー心理学 勇気付け勉強会は役立つかもしれません。
少し宣伝も入りましたが・・・。
人生でこれほどまで勉強してもなかなかうまくいかないのが、
やはり親との関係です。
それでも昔よりはかなりコントロールできるようにはなりましたが。
切っても切り離せない関係が感情を掻き立ててしまうのかもしれません。
学生たちの気づきはすごいな!と感心しました。
ありがとうございます。