『後始末のできない』人は困りものです。
企業での困ったさん、大学生でも途中で脱落してしまう学生たちの
共通点のひとつです。
接客業では「出迎え3歩、見送り7歩」という言葉があります。
お客様を見送る時は、出迎える時より倍以上に丁寧にするくらいでちょうどよい
ということです。
掃除をする。業務完了の報告をする。支払いをする。
売上は回収してから完了とする・・・後始末には様々あります。
「明日にしよう」「後でしよう」「まとめてしよう」・・・
と思った瞬間から先延ばしが始まります。
いつも、社研の基礎コースでの『行動力10か条』の第10条が頭に浮かびます。
「第10条 行動は命令者への結果報告によって完了する。
やりっぱなしは何もしないよりまだ悪い。報告及び事後処理を完璧にやれ。』
後始末を実践するためには、
1.間髪入れずに、すぐにやる
2.感謝を込めてやる
3.気を抜かない
後始末は、単に片付けだけ意味ではなく、物事のけじめでもあります。
感謝の気持ちを込めて行うことで物事にケジメをつけて、
次の仕事のスタートをより良いものにしていくことができるような気がします。
昨日からずっと連絡をまっていた学生がいます。
一生懸命にそのことを伝えてきたつもりでも、
あっさり無かったことにされると何だか力落ちてしまいます!
まだまだ心に響く伝え方ができていなかったということでしょう。
12月・・・2015年の後始末の月でもあります。
まだまだやり残していること、できていないことの課題が見えてきました。いい後始末していきます。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。報恩感謝。