No.3 日本の心を知る 恋歌だった「君が代」

2016.02.16

日本の心を知る?3
国家を斉唱するかどうか物議を醸す時代がずっと不思議だった。
そもそもの君が代の意味って何だろう?
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巌(いわお)となりて
苔(こけ)のむすまで
「君が代」のうたが生まれたのは、今からおよそ八百年も前の鎌倉時代。
1228年に書き写された「和感朗詠集」という歌集に出ているんだそうです。
もとの歌は「古今和歌集(905年につくられた歌集全20巻」
題しらず 読人しらず

わがきみは
千世にやちよに
さざれいしの
いはほ(いわお)となりて
こけのむすまで
−古今和歌集三四三−


「私の愛する人のいのちが、どうかいつまでも長くつづきますように、
例えば、小さな小石が寄り集まって、ギッシリと固まって大きな岩となり、
それに苔が生えるまで、どうかすこやかに生きてくださいませ」
千年も前から田植え唄や謡曲、盆歌として歌われてきたたもの。
その時の「君」は「あなた」でしたが、
明治時代にナショナルソングとして、国家行事に天皇の前で歌うようになり、
そのときには「君」は天皇、逆に天皇が国民に対して歌われる時には
「君」は国民を意味するのだそうです。
国民同士が歌う時はすぐそばにいる「あなた」この二つの意味があるそうです。

【日本のこころの教育】 境野勝悟著参照
なんと・・・敬愛する男性に送った「恋のうた」だったんですね!
素敵だと思いませんか? 

世界の国歌はどうなんだろう?と調べると、
戦うことで成り立ってきた国を表す国家の多いこと。
お日様の恩恵に感謝し、大地の恵みに感謝し、
命をくれた親に感謝して生きてきた日本人。

愛する大切な人を思い願う歌だったと知り、
驚きとともに、素敵な国歌であると知りました!
共に生きるみんなが共に幸せであること、
元気に仲良く生きていきましょうと広く解釈すると、なんと幸せなことか。

私たちは日本人の成り立ちを学び、誇りを持つことで、

互いを大切にしながら栄えていける生きる力を思いだせるのではないかと
感じました!
先ずは、身近にいる大切な人に感謝しありがとうを伝えること、
日々の出来事に感謝し、ありがとうございますと伝えます。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。
報恩感謝。
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