尾道珈琲にて。
happyレッスンメンバーさんにお願いしたアドラーカウンセリングのための
早期回想とミニカウンセリングのモニターして頂きました。
早期回想は、アドラー心理学では、家族布置と同様に重要視しているものです。
個人の10歳ぐらいまでの記憶をもとにライフスタイルを浮かび上がらせる
分析法です。
個人にとって好ましくない行動パターンや概念を割り出す手掛かりとなり、
カウンセラーはこれを読み取る力量を求められます。
まだまだ不慣れなこともあり、モニターさんをお願いしながら、
スーパーバイジングを受けながら磨いていきます。
「早期回想は、個人の自叙伝のさわり部分である。
人は自分の自叙伝の一節を時々復唱して、自分自身に警告したり、
自分自身を慰めたりする。また自分の目標から目をそらせないようにもする。
さらに過去の経験の中から、すでにテスト済みの行動パターンを選び出して
将来に立ち向かう準備をする」 -アルフレッド・アドラー-
終了後、早期回想をしたことによる気づきのシェアの許可を戴きました。
御紹介します。
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「自分の過去を振り返ったことで、私自身が気づいていなかった
(気づかないようにしてきたのほうが正しいかもしれませんが)
(気づかないようにしてきたのほうが正しいかもしれませんが)
気持ちを知ることができて、大変有意義な時間でした。
幼児期に母とは私が子どもたちと過ごせているような時間が少なかったことは、
祖父母や父が沢山愛情を注いてくれていたので、そんなに悲しくさみしいこととは
思わずに生きてきたと思っていましたが、やっぱりさみしかったのだと実感しました。
私には、今後生きていく上で大事な時間となったのではないかと思っています。
本当にありがとうございます。フィードバックも楽しみにしています。
そして追記で、
「広島へ引っ越してきてから、一度も規制できていないので、
早々主人にお墓参りに行きたいと伝えました。すぐにいけるかはわかりませんが、
墓前でゆっくり母との時間を持ちたいと思いました。」とありました。
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彼女は幼少期、お母さんが病気がちで、祖父母のところで過ごす時間も
長かったそうです。そのお母さんも中学生時代に亡くなっていますが、
その時の記憶もほとんどないとのことでした。
まだ早期回想だけですが、感じないようにしていた気持ちに気づき、
今はもう亡きお母さんと話してみようと思えたのは素敵なことだと感じました。
きっとお母さんも、たくさん遊んであげたかったし抱き締めたかった自分の娘が
大人になって会いに来てくれるのを待っているんじゃないかと。
昨日に続き、とても貴重な早期回想聴かせて戴きました。
ありがとうございます。
まだまだ成長中にごさいます。今日もブログに来ていただきありがとうございます。