若い力♪

2016.05.07

Sプロデュース 下宮氏からの紹介で広島県教育委員会が実施している
広島創生イノベーションスクールの生徒発表会に参加してきました。
高校生が地域の課題を見つけ、解決策を考える学習課題の発表会。
グループに分かれて住民や有識者と交流し、自分達で課題を設定して、
何度も課題解決のための話し合いを重ねて、解決プランを発表し、
協力を求めました。発表の後、それぞれのチームに話を聞く時間。
元気一杯の安芸高田市と市内高校生チームが考えた若者が活躍するイベント
「トナカイフェス」・・・意味は「とかいといなか、仲いい」
田舎と都会をテーマにすることで様々な体験ができるのでは?
から【文化の地産地消】というテーマに惹かれて話を聞きに座りました。
たくさんの問題が渦巻く昨今
・異世代文化の希薄化
・IT化による実体験の減少
・若者の自尊心の低下
これでは日本の将来が危ない!という呼びかけがあり、
私はその3つ目に興味がありました。
活動を通して、自分に自信が持てるようになったと言います。
大人からは、実際に行われている地域おこしイベントの話やアドバイスも。
若者視点で行うフェスは、地域の若者たちも巻き込んで
広げていきたいと目をキラキラ輝かせて答えてくれました。
単なるフェスで終わらない期待を感じさせてくれるものでした。

ここに参加している生徒たちから見る、このような機会に参加しようとしない
消極的な同じ若者たちをどう巻き込んでいけるのか・・・
本音の部分が聞いてみたかったけれど・・・。
先ずは、自分たちのプランを前に進めていきながらそこで発生する課題と向き合う
いい経験をこれからしていくんでしょうね。

大学生と向き合ってみて、また、企業のリーダーたちが抱える課題と向き合うと、
他者への関心の薄さ、繋がりの意味や価値を見いだせない若者たちが多く
この関係づくりに多くの時間を割いていることもあり、
やはり最終的には人間関係のところで壁を感じるであろうし、
それを乗り越えていく力をつけてほしいなと感じました。

人生で起きる問題の98%は人間関係が起因しています。
学生時代から、たくさんの価値観を知り、その中で一つの目標に向かって協働したり、
互いを成長させていける学習チャンスは日本の未来を支える大きな力になると
感じました。
次のステップでの成長をまた見せて戴ける機会を楽しみにしています。
夕方中国留学生のレイと彼のお勧めの中華料理 四季へ行きました。
レイが一昨年、初回企画した「ランニングマン」のイベント
それを国際留学生交流会が引き継ぎ昨年開催され、そこに私も参加しました。
その時であった女子大生の姉妹たちとも合流。
YMCAで語学を学び、これから大学受験をすることなど色々教えてくれました。
異文化交流・・・彼らの悩みを知るいい機会です。
  
四季のオーナー手作り・・・技術を忘れないために、発砲スチロールで作成。
他にもスイカや大根をつかった彫刻美の写真も見せてもらいました。
中国語はわかりませんが、レイたちの力も借りて、
互いをわかり合おうとすること・・・・これこそ異文化交流でしょうか。
高校生との交流も私にとっては異文化交流です。
そう、自分以外はみんな異文化ですから。
楽しい時間をありがとうございました。