本当に知っていなくてはならないこと・・・どこで学んだ?

2016.05.31

5月最終日です。
先週、福祉関係のお客様と2件、研修の打ち合わせをさせていただきました。
偶然にも同じ話題が出てきました。
【1.わたしのクレド】に書かれていること・・ここなんですよね!!と。
社会に出た時、きっと誰もがすでに知っていているはずのこと・・・
幼稚園教諭であったあの頃、どうすれば子どもたちに理解できるのか、
学んでもらえるのかと悩んでいたこと。
人生に必要な知恵】だったんですね。

人生に必要な知恵は、大学でも学校の教科書にも書かれていたり、
学んだことでもなく・・・すでに小さな子どもの頃に学んでいたはず。
難しく、難しくせず、シンプルに書かれているのを見て、
あ〜ぁ・・・ここなんだよねと。逆にできていない自分も振り返るいい時間です。
それを痛感させられる今日この頃。
以下、本文より抜粋。
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人間、どう生きるか、どのようにふるまい、どんな気持ちで日々を

送ればいいか、本当に知っていなくてはならないことを、
わたしは全部残らず幼稚園で教わった。

人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、
日曜学校の砂場に埋まっていたのである。わたしはそこで何を学んだのだろうか。
 何でもみんなで分け合うこと。
 ずるをしないこと。
 人をぶたないこと。
 使ったものはかならずもとのところに戻すこと。
 ちらかしたら自分で後片づけをすること。
 人のものに手を出さないこと。
 誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと。
 食事の前には手を洗うこと。
 トイレに行ったらちゃんと水を流すこと。
 焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体にいい。
釣り合いの取れた生活をすること──
毎日、少し勉強し、少し考え、少し絵を描き、
歌い、踊り、遊び、そして、少し働くこと。
 毎日かならず昼寝をすること。
 おもてに出るときは車に気をつけ、手をつないで、
はなればなれにならないようにすること。
 不思議だな、と思う気持ちを大切にすること。
発泡スチロールのカップにまいた小さな種のことをわすれないように。
種から芽が出て、根が伸びて、草花が育つ。
どうしてしてそんなことが起きるのか、本当のところは誰も知らない。
でも、人間だっておんなじだ。
金魚も、ハムスターも、二十日鼠も発泡スチロールのカップにまいた
小さな種さえも。
いつかは死ぬ。人間も死から逃れることはできない。
ディックとジェーンを主人公にした子供の本で最初に覚えた言葉を思い出そう。
何よりも大切な意味をもつ言葉「見てごらん」

人間として知っていなくてはならないことはすべて、

このなかに何らかの形で触れてある。
ここには、人にしてほしいと思うことは自分もまた人にたいしてそのようにしなさい
というマタイ伝の教え、いわゆる「黄金律」の精神や、愛する心や、
衛生の基本が述べられている。
エコロジー、政治、それに平等な社会や健全な生活についての考察もある。
このなかから、どれなりと項目を一つ取り出して、
知識の進んだ大人向けの言葉に置き換えてみるといい。
そして、それを家庭生活や、それぞれの仕事、国の行政、
さらには世間一般に当てはめてみれば、きっとそのまま通用する。
明快で、揺るぎない。わたしたちみんなが、そう、世界中の人々が、
三時のおやつにクッキーを食べてミルクを飲み、
ふかふかの毛布にくるまって昼寝ができたら、
世の中どんなに暮らしやすいことだろう。
あるいはまた、各国の政府が使ったものはかならずもとのところに戻し、
ちらかしたら自分で後片づけをすることを基本政策に掲げて
これをきちんと実行したら世界はどんなに良くなるだろう。

それに、人間はいくつになっても、やはり、おもてに出たら手をつなぎ合って、

はなればなれにならないようにするのが一番だ。

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みなさんは、人生で大切なこと・・・一体どこで学んできたんでしょう。
WLBとQOLを考えでも、大事な生きる知恵ですね。

5月も新しい出会いありがとうございます。
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