親と子で話をしてみよう!

2016.06.12

 

素晴らしい人に出会うのではない。
人間の素晴らしさに出会うのだ!

なるほどなぁ・・・すぐ側にあるお寺の掲示板にあった言葉です。
この地球上に何十億の人たちが暮らしているけれど、その全ての人たちと
出会えるわけでもなく、不思議なめぐり合わせで出会っていきます。
人生で一番初めに出会うのが家族・・
その家族との触れ合いがその後の人生に、生き方に影響してきます。

学生たちとの「はたかち」カードで価値観の3つのキーワードに
「家族」を上げる学生が多い。
聞いてみると、
小さな頃両親が忙しすぎていつも預けられていたから、
自分の子どもができたら仕事も大事だけれど、家族を大事にしたい。
逆に常に家族の時間をたくさん持ってもらったから・・など様々ですが。
その忙しいの背景は、仕事、病気の家族、母子家庭・・・など、
大人側のそれなりのその時々の理由があったでしょう。
それでもやっぱり子どもなりに寂しい想いをしたり、我慢したり・・・。

その想い・・・大人になったからこそ、
本音で伝えて聴いてみるといいですね!

私は田舎育ちですが、小学校時代まで祖父母の家とは少し離れた住宅で
暮らしていました。両親は共働きで田舎の鍵っ子でした。
だから保育園も4年間・・・それも先生たちが来る時間に行って、
先生たちが帰る時間と同じころお迎えでした。

兼業農家の多い田舎でお友だちのところに行ってもお母さんやおばあちゃんがいて、
外で遊んでも夕方になると友だちは早々に帰っていくといつもポツリと残され感。

この頃のことは場面場面をとてもよく覚えています。
子どもながらに、祖父母との仲が悪かったのかな!?・・・なんて。
ところが、つい何年か前父に聴いてみました。
すると「親元にいるといつでもご飯が食べられ、本当の意味での自立じゃない。

だから家から出た」と教えてくれました。知らなかった!
他にも親には伝えてなかったエピソードなども伝えてみました。
「寂しい思いをさせて悪かったね」と言ってくれました。
親も子どももいつも精いっぱいに生きています。
親がその時は良かれと思ってしたことも、子どもにとったら最悪のことだったり・・・
伝えられていない思いですれ違っている気持ちは
話してみることが大事ですね。
明日は修道アカデミー 親のための自分育て講座
モーリーと学ぶ アドラー心理学『勇気づけ』です。
朝一でそのメンバーの何人かが修大生のコーチング講義に来てくれます。
自分の子どもにはききたくてもきけないこと・・・
親にはきききたくてもきけないこと・・・
話してみる時間をとります。
どんな共感の和が広がるか楽しみです♪

今日もブログに来ていただきありがとうございます。報恩感謝。
アドラー心理学講座 カスタマイズHappyレッスン
Facebook