利用者さんからの宿題をとことん考えよう!

2016.09.17

中国道の通行量がいつもより多いなと感じたのは、今日から3連休という
シルバーウィークだったんですね。

社会福祉法人 清風会 青年管理職研修6回シリーズ?2

初回では笑顔がなかなか出なかった人も、今日は覚悟の目・・いい表情です。
今日のテーマは【組織の個のアイデェンティティを明確にする!】

法人の成り立ちや、組織で求められている役割りなどを明確にする作業です。

案外、頭ではわかってはいても言葉にして伝えようとするとできないもの。
目の前に山積みになった仕事に一生懸命で、大切な組織としての目指す姿を
どこかに忘れてしまっています。
40周年を迎えた時作成された、社会福祉法人 清風会のDVD
改めてみんなでみました。
また清風会40年のあゆみ『せいふう』記念誌を戴き、
改めて清風会の成り立ちを確認しました。
もともとは株式会社ホワイト舎からスタート。
創業当初よい地元病院の依頼で患者の治療および社会復帰訓練の一環として
職場を提供し、障害のある方を採用してきたといいます。
1971年、身体障害のある方の自立と、働く場の確保を目的とした
身体障害者福祉工場という新しい制度が新設され、そのモデル工場として、
静岡、広島、大分の三県に作られた福祉工場の一つだそうです。
福祉工場は障害のある方の自立、社会復帰が目的で
「自らの生産で全てを賄う」とう企業的側面が特徴。
採算を得るための企業的生産活動を行うと同時に、障害者雇用の確保、
所得の向上などが求められる事業です。
就労の場、訓練の場、生活の場の整備に加え、地域の高齢化に対応した
取り組みも行う清風会です。
「ここがいちばんいい!」という場を目指しています。
障害を持つ人たちの働く場を企業は社員数に応じて提供しなければならない
という法律はありますが、障害を持つ方が働きやすい環境か、扱いか・・・は
なかなか難しい課題です。
活き活きと働く場所を、生活できる場を、生きる場を・・・
クリーニングの工場の環境は、暑さもきつさも半端ありません。
それでも、他所では続かなかった人たちが、休まずやってくるそうです!
そこで管理者の担う任務や責任も改めて考えました。
清風会が追い続ける利用者さんからの宿題・・・心に留めておこう!!

清風会で働く価値や、仕事への誇りを高め、利用者をはじめ働く人たちへの
動機付けは管理職の大きな役目。
今進められている【笑顔の絶えない職場づくりプロジェクト】を実現するためにも、
青年管理者のみなさんの成長は欠かせません。
研修に取り組むみなさんの様子をサポートしながら、
塩崎会長代行もメンバーの表情の変化に手ごたえを感じておられました。
まだまだ楽しみが膨らんでいく清風会さんのでした。
ありがとうございます。
アドラー心理学講座 カスタマイズHappyレッスン
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