それでも人を信じてみよう!

2016.11.28

修大生とモーリーの15日間?11

ここにきてまさかの脱落者が出る。
というよりか、皆の想いも伝わらず降りてしまった。

事の発端は、レポート提出忘れ。2回目のミス。
その連絡が遅れてしまい、そのままモヤモヤしているうちに「まいいか」となり、
そのまま3回目無断欠席することを決めた・・・がどうやら顛末のようです。
その間、グループメンバーとの話し合いが持たれましたが、
やめるんだと決めていたようです。
一応ルールはグループ責任なので
グループに振るとリーダーがその様子を話して「後は本人から聞いてください。」。
「今回の件で自分の意見を言わせてください」
「・・・・すみませんでした。
前回、レポートを出し忘れて、ついつい連絡が遅れてしました。
でも僕は海外旅行に行こうと考えています。だから、朝晩バイトを入れています。
だからそのバイトをがんばって実現させます」
ううん?? 
それ意見じゃなくて、今回の顛末とそれに対しての気持ちと今後への考え。
早い話・・・単位もあるし、2月に世界旅行に行きたい。お金はバイトで稼ぐ。
海外旅行へ行くための軍資金を稼いでいるけれど、眠いので起きれない
朝晩のバイトで寝坊するからバイトに専念したい・・ということのようです。
誰もが一緒に学ぶことを望んでいましたが、本人は「止めます」宣言。
全員絶句状態!
学際のリーダーを務めるメンバーは、その痛みが痛烈にきていたようで
うつむいたままでした。
世界旅行に行くことは全員賛成です。
それと欠席の話は別物。これまでもがんばってきていたのですから。
海外旅行の資金貯めが直接の理由ではなく、起きれないことが理由。
伝え方一つで、逃げにしか聞こえないから納得してもらえないだけです。
でもそのことを、逃げださずに、スル―せずにちゃんと伝えにきましたから。
よしとしようか。彼には今はそれを理解するそのタイミングではないのでしょう。
アドラー的には、人はその人なりの自分にとってもっともなポジティブな目的がある。
彼の目的に苦笑いです。
そこまで・・・ということで決着。
皆、複雑な面持ちで、またまたドヨ〜ンとしたムード。
切り替え切り替え。
最終的に決めるのは本人。
手を差し伸べてもつかまないことを決めているので、
私たちにできることは、彼がその夢を叶えることを祈るだけ。
やっと講義スタート!
一人ひとりの成長には、貴重な体験ができましたから。
それでも信じてみよう! チームはもう一度必ず団結できる。
講義終了後、メンバーが動画を作成してくれるというので、
残りのメンバー全員でたっつんをモデルに同時に写メ撮影。
一人ひとりが色んなことを思い感じることができたはず。
何を学べただろうか。楽しみです。
午後から夕方までTELコーチング。
部下育成に悩む新任管理者のみなさん・・・
大学生たちの現状がどこかダブってみえてくる。
それでもやっぱり相手を信じて諦めずやり続けることが大事だと話しました。
たっぷり考えさせられた一日です。
今日もブログにきていただきありがとうございます。
アドラー心理学講座 カスタマイズHappyレッスン
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