新任管理者TELコーチングで印象的な言葉が。
「リーダーであることを忘れて、ポイントゲッターとなっていました」
プレイングマネージャーによくある傾向です。
自分が稼がなければ、自部門の売り上げが確保できない。
その焦りから、先ずは自分の数字の確保と部下の分までやらなきゃと思い込む。
たまごが先か、ニワトリが先か・・・
一人力なんて天は知れているのに、なかなかそこから離れられない。
覚悟がかなりいることです。
さらに追い打ちが。
部下が自分が生まれ育ったこの街が嫌いだという。
売上の悪い営業を異動させる傾向があるため、売れない方が異動できると言われ
ぐうの音もでなかったという。
今持つ力を発揮せず、異動したら・・・果たして力を発揮できるものだろうか。
残念ながら、売れないレッテルを貼られたまま異動して売れた人はそうそういない。
一所懸命やってならまだしも、タラタラとやるべきこともやらず!?
その辺で話をしてみようということになりました。
ちょっと故郷全否定に心が揺らいでいたようです。
「まだまだやれることがたくさん見つかり、楽しみが出てきました♪」
よかった!よかった。
100メートルをゴール手前で力を抜いていいタイムはでない。
走り切るからこそのタイム。
常に手を抜く習慣を身に付けたまま一年過して、仮に異動できたとしても、
新天地で力を発揮できるだろうか?
60%の力でやる習慣がこびりついていれば、一年経ったらそこがその人の100%。
そこからさらに手を抜けばどんどん能力は低下するばかり。
全力を出すことがカッコ悪い風潮のある昨今。
なんでもかんでもじゃないだろう。
売れているひとは、やるべきところはちゃんとやっているから結果がでている。
力の入れどころはちゃんとわかっている。
並んでやってみれば大きな違いがあることに気づけるだろうけれど。
営業ってやっぱり面白い・・・と思うのでした。
がんばれ!新任管理職!! 応援しています。
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