朝から新任管理者のTELコーチング。
前回のコーチングから一カ月経ちます。
今回のグループの共通点は、売上の上がらない部下育成でした。
メンバーも珍しく営業支店店長ばかり。
前回、コーチングリクエストとして、部下の能力を二つの方向から診断し、
部下の状況に合わせて関わり方を換えてサポートしてみる提案を
していました。
状況対応型リーダーシップの勧めでヒューマンスキルの一つです。
変化が顕れはじめた人と、全く変わらずの人。
試してみたかどうかがすぐにわかります。
もちろんすぐに売上に繋がる特効薬などありませんから、
そのまま影響しているかどうかは断言できませんが・・・。
部下へのアプローチを意識し、
やり続けた人は部下の変化を体感しています。
一方、
「言い続けているけど、なんせ本人が動かない!」と前回と同じ応え。
部下をサポートするための自分の関わり方や指導法を換える提案であり、
部下を変えることではないのですが・・・。
上司の仕事の一つは部下への動機付けです。
やれ!やれ!がんばれ!がんばろう!といくら言おうとも
モチベーションが上がるわけではありませんから。
それでもやらない部下に原因があると聴こえてくる。
そんな風に前回も、今日も聴こえてくる感じですがどうですか!?
と話すと、
「数字を前に自分の焦りや責任ばかりを感じて、わかってはいるけれど
部下の育成に充てる時間は正直なかったです」と返事。
セールスマネージャーですから、自部門の数字と自分の数字
・・・悪ければ悪いほど両方を自分で何とかしようとしてしまうもの。
一年の終わりに丁度いい振り返りになったようです。
仕事のできる人ですから、この正月休みで修正がきっとかけれるはず。
そう、この区切りに覚悟を決めるだけ!
部下育成をする!
部下のための時間を取ると決める!
電話の向こうからなのに、何で部下の状態が手に取るようにわかるんですか?
見えるんですよね♪
ではなく、グループ研修のときのお話とその人の人柄で
それとなく状況が把握できているだけなんですけどね。
もう一度立て直しすることを約束して戴き無事終了。
やっぱり行動を起こすかどうか
試してみるかどうか
現状がうまく行っていないのなら、試してみる価値がありますね。
自分の中で悶々としているうちは、誰かに何かヒントをもらっても
行動に移すこと・・・それがなかなか難しいのですが。
上司の成長が部下の成長につながります。
試してみた人たちは口をそろえて、
来期に向けてのいい材料が出てきたと嬉しい報告でした。
さあ、もう一日がんばりましょ。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。