仕事初めを前にひと休み。
箱根駅伝を観ながらゆっくり過ごしました。
それにしても青学が強い!
今年の原監督が掲げた作戦は『サンキュー大作戦』
出雲駅伝、全日本駅伝を制し、学生駅伝3冠と箱根得生き電3連覇を
視野に入れていたそうです。
原監督体制となって9度目の箱根路。
3と9、感謝の意味を込めてサンキュー大作戦。
原監督は広島県出身。高校駅伝で強い世羅高校出身だそうです。
中電にも所属していたとか・・・5年で退団を余儀なくされたとか。
その後サラリーマン生活を送り青山学院大学へ。
箱根駅伝の予選にさえ通過できないチームを10年余りで
ここまでのチームにしたのは凄いとしか言えません。
見ていて感じるのは、この人は『社会を知っている人』と感じました。
それも時代と共に変化していく社会の状況に対応できる人。
監督の発想と発言は、まさに会社組織でも、学生でも、
現代社会の中での人材育成や、人を育てるリーダーとしての在り方など、
そのままヒントになります。
常に勝ち続けるためには、組織として戦わなければならない。
今の若い子は私たちの世代より頭がいいので、
監督が「教えてやる」という態度は通用しません。
いくらでも情報を得られる世代ですからね。
たとえば私がサッカーの指導者で、古典的な戦術を教えても、
選手たちはネットで欧州のリーグで使われている最新の戦術を調べられます。
監督の仕事は教えるのではなく、
選手の意識づけ、動機づけを行うことなのです。
きっと原監督には、サラリーマン社会でやっていたことであり、
普通のやり取りなのでしょうね。
箱根駅伝で繰り広げられる生きたドラマは何度観ても感動を覚えます。
その中でも、原監督の指導法は爽快で小気味よさまで感じます。
もちろん様々な日々の努力や葛藤は繰り返されていることは
想像以上のことなのではないかと想像できますが。
今日も素敵な感動をありがとうございます。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。