私の名刺をみた方が「あれ??変わっていますね」と
不思議そうな表情でした。
いつもの事ですが、改めてそのお話をしたので・・・。
確かに普通より名刺の幅が狭い。
これはTAの師匠の名刺を見てカッコいいと思って真似させて戴いたもの。
何でもアメリカサイズとか。
でもどうやらそこではなく、社名や肩書などが表に一切記載されていないことでした。
表には名前しか入れていません。
その理由はカッコよく言うなら・・・肩書きも何もない自分で勝負するんだと
起業した時に決めたから。
ただ裏面にはちゃんと社名など入れていますが。
教育会社 営業時代に名刺論議になったことを思い出しました。
肩書きで仕事をするのか、自分という人間を買ってもらうのか・・・。
多くの人の名刺は、
1行目が社名、2行目が肩書き、3行目で名前です。
自己紹介する場合でも「○○会社の○長の○○です」と言うことが多い。
社名や肩書で相手に認めてもらうのではなく、○○さんだからという関係を作りたい。
○○さんの提案なら聞いてみよう!
○○さんになら仕事を任せられる!
お客様の期待以上の仕事をして、信頼を得られるようになろう・・・
話し合いの結果、名前を1行目に大きく表記し、下に小さく社名と肩書きを
書くことにしました。
その精神は今も忘れず刻みこまれています。
名刺サイズを小さくしたこともあり、表面には氏名のみ。
その他は裏面というわけです。
肩書き取っぱらった時、色んな現実が見えてきます。
組織に属している、いないに関わらず、社名や肩書に頼らず、
自分の名前で仕事ができるようになる・・・
自分の価値や存在感を高める努力はしていきたいものです。
それは、名刺を持たない人も同じです。
顔は大事な名刺代わりです。
美男美女なんかじゃなくても、人を気持ちよくするよい笑顔が
何にも代えがたい名刺かもしれません。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。