守るべきもの、変えるべきこと

2017.03.16

今日は打合せ。
時代と共に環境はどんどん変化していきます。

創業者から受け継いでいく組織が、時代と共に変化を求められていることを
痛感していると話されていました。
事業が始まった頃には数少なかった同業者が、今や倍とは言わない
そんなものではなく、その何十も増えているそうです。
何を変えて、何を残していくのか・・・後継者は常に求められるんですね。
そのタイミングだからこそ、巡り合わせて戴いているのですが・・。
【不易流行】という言葉が『致知』の表紙にあったのを思い出します。
メモに残していたのは、
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会社設立から百年後に生き残れるのは、千社のうち2・3社だという。
ちなみに日本には二百年以上続いている会社が三千社ある。
韓国はゼロ社、中国で9社。

100年以上続く会社に共通していること
・・・創業の理念を大事にしていること
その時代その時代のトップが常に創業の理念に命を吹き込み、
その理念を核に時代の先取りをしている。
・・・二つは情熱である
永続企業は社長から社員の末端までが目標に向け、情熱を共有している。
・・・3つは謙虚。慢心、傲慢こそ企業発展の妨げになることを熟知し、
きつく戒めている。

・・・4つ目は誠実、真の無い企業が発展した試はない。
キッコーマンの変革が確か載っていたはず。
「不易」を守ろうとするからこそ、「流行」が必要である。
また「不易」の創業の理念があるからこそ、それを軸として安心して、
変えるべきところを変えていく「流行」が可能となる、
「不易」と「流行」とは、対立するものではなく、互いを支え合うものである。
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管理者研修やリーダー研修をしていると、

この人たちはどこを見て仕事をしているんだろう??と思うことがあります。
仕事は真面目に一生懸命にはやるけれど、
言われた事をこなすことに必死で、その役割りに求められていることには
無頓着な人が多い。
「理念」を聞いても答えられなかったり、思いだそうと必死だったり。
そもそもどこに向かっていきたいのだろうか。
それで乗り切れた時代もあったけれど、時代は容赦なく変化を求めてきます。
創業者の方が初めから崇高な志を持ち事業を始めた
というほうが少ないのではないだろうか?・・・という話になった。
きっと必死でやっているうちに、家業が事業になり、
大きく成長していく中で、自分を育ててこられたに違いない。
でなければ生き残れているはずはない。
守るべきものは何か?
変えるべきことは何か?
来期はそこから一緒に考えていくことになります。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。
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