今日は父の85歳のお誕生日でした
一緒に御祝いできること・・・嬉しい限りです。
リクエストは【ステーキ】
グランビア広島のステーキハウス 神石へ。
ラフに来たはずが・・・シェフを前に少々緊張気味です。
それでも窓の外から見えるズームズームスタジアムを前にカープの話になると
昨日の試合のこともあり上機嫌です。
なんせ「わしらのカープじゃけえ」世代ですから。
思いもしなかったサプライズでお花を用意してくださっていました
父の嬉しそうな顔♫
以前、花が大好きな母のために、生花を良く届けていたのですが・・・
ある時期からもういらないと。
水替えが大変だったりで花瓶も持ち帰っていました。
でも父は嬉しそうに「花瓶がないよね。どうしよう?」
コップに入れるといいよと言うと、「よし短くしていれよう!」と持ち帰りました♫
うれしかったんだなと。
生まれ育った土地を離れ暮らすということは不便に違いありません。
ましてやサービス付き住宅とはいえ、家での生活とは違います。
その中で、周囲とつながっていく新しいコミュニティをつくるのはかなり難しいはず。
そんな環境の中で、温かく迎えて頂き、目の前で料理してくださるシェフも、
接客してくださる女性二人も、気軽に声をかけてくださったり、
一緒にカープ談義で盛り上げてくださったり・・・・
そのやり取りをみているととても嬉しそうでした。 感謝感謝です。
両親の今の生活環境の中で、家族以外でのつながり感覚を持つことは、
なかなか難しいことであると思います。
田舎生活と比べると、圧倒的に地域などのつながりは難しい。
そこでの自分のお役立ち感・貢献感や有意義感は
満たされにくいのではないかと。
アドラー心理学でいう『共同体感覚』のことを思い出しました。
「共同体感覚」を個人が持てるようになること・・・これは人生の目標の一つであり、
幸せなのではないかと考えています。
1.この世において、私には意味があり、そして貢献できる存在である
「貢献感・有意義感」
2.この世において、私は安全性を感じ、自分に対しても他者に対しても安全で
信頼できる 「信頼感・安全間」
3.この世において、私には居場所がある。私には価値があると言える場所がある
「所属感」
この「3つの感覚」を同時に持つことを共同感覚といいます。
この3つの共同感覚は、心の健康のバロメーターです。
梶野 真 著 岩井俊憲 監修 『アドラー心理学を深く知る29のキーワード』より
ついこの前の「使えるアドラー心理学講座」の中でも、梶野先生が特に強調された
「共同体感覚は、心の健康のバロメーターです」が心に残っていました。
そして、
『相互信頼』とよく言われるけれど、「相手を信頼しましょう」だけじゃない。
「自分自身も同じように信頼しましょう」が抜けていませんか!?
両親はこの3つの感覚を同時に持つことができているだろうか?
私自身もそれを感じることができているだろうか?
そこを意識しながらお互いに支え合って生きていきたいな。
両親の笑顔をみながら、アドレリアンとして考えてもいた私でした。
今日もブログに来ていただきありがとうございました。