成長スイッチ

2017.05.07

久しぶり・・・リオール通信より。2012年 ?149号より

アウトローの学び方です。
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≪成長≫-82-
定期的にお邪魔するお客様の会社や組織では、人の成長度合い
よく見えてきます。 

同じようにプライベートレッスンでは、会う回数が多い分その時々の成長が
よくわかります。
何人もみてきたその成長曲線は、ある時ドーンと落ちる人もいれば、
ある時期ググッと一気に伸びあがる時があります。 
成長曲線はスピードも上がり具合も人それぞれ。

プライベートレッスン生であるメーカーさんの代理店を目指すHさん。
Hさんはスタート時、
「代理店を目指すために自分を成長させたい」と話していました。
その目標や目的を語りそこに行くための日々で起こる課題が
どんどん出てきていました。 

それがある時を境に全く違う課題にすり変わっていました。
仕事とは全く関係のないお話。 
そこに話題を戻そうとしてもスルリと逃げてしまう。
ワンクールが終了する先日、改めて課題抽出していく中で、
その棚上げしていた理由も明確になりました。
地域でナンバーワンだった売上もここ一年は低迷、
メンバーを支えるどころか自分のことでアップアップ状態でした。

あるイベントに参加しなかったことでチームメンバーにものが言えなくなり、
どんどん目標が遠退いていったそうです。
自分でもモヤモヤしていたつい最近、同期の人と再会。
すると表情も話すことも見違えるほど輝いていたらしい。

その上層部とすれ違い様話しをした時、「Aさんは変りましたね」と言うと
「そうですね。目標が明確になられたのでしょうね」と、
部下への言葉遣いというよりも同等の扱いの言葉遣いだったことにも
衝撃を受けたようです。
やっとスイッチが入れ替った瞬間です。
何をサポートしてほしいかまで明確に出てきました。

どこでスイッチが入るかは人それぞれでその成長曲線もみな違います。
でも諦めなかった人だけがその瞬間を迎えます。
諦めたり、投げ出した人はそのまま低迷を続けます。
見ていると凹んだり、悩んだり、苦しんだ人ほどその伸び幅も
大きいように感じます。 

だから上司のタイプはその成長に大きく影響します。
モチベーションとは動機とやる気。
動機となる源泉がなければやる気も起きません。
モチベーションは人があげてくれるものではないけれど、
モチベーションに働きかけるアプローチ・・・
動機付けは上司としての責任ですね。

人は成長する!を感じる今日この頃です。報恩感謝。