社会福祉法人 三篠会 あすらや荘さんと今期の研修打合せ。
昨年、法人全体で目指す『あゆみのこころ』を実践するために
あすらや荘職員は想いを同じにしてどう行動するのかを
リーダーたちが話し合い決めました。
その後の自職場での取り組みをお聞きしました。
リーダー主任クラスが一斉に取り組んだこともあり、その後各職場で目標を決めたり
様々な活動が進んでいるようです。
やりましょう!と投げたことには積極的ですが、まだまだ自分たちからやりたい事など
自発的に出てくるところまでは課題だそうです。
それでも退職者が激減したのは、自分たちの仕事に対する意識が高まり、
チーム力がアップしたことがあるとのことです。
今年はリーダー・主任クラスのフォローUPと中堅どころを中心にさらに浸透させて
いきたいとのこと。
三篠会さんは県内はもとより、関西・関東エリアまでに施設は点在しています。
その為、転勤移動もある職場です。また中途での採用もあり。
新しい風が入ると同時に、また意識差、温度差がでてきます。
その度、どう伝えて思いを一緒にしていくかが大変なようです。
ビジョンや理念を掲げ、目指すところを明確にして実現に努力をしていても、
そのビジョンが全社員や職員に浸透していなければ足並みが揃いません。
組織カルチャー、組織風土として根付かせるには、やはり時間はかかります。
例え、浸透したように見えても、人は慣れが出てくるとどこかで抜けも出やすいもの。
また、人の出入りがあればいとも簡単に崩れていくものです。
だから、繰り返し、繰り返し、伝え、一緒に考え、取り組んでいくことが
必要になります。
組織が大きく点在する場合は、全体だけでなく、点在した職場ごとでの
意識合わせも重要です。
そういう意味では、この春施設トップが変わられた時、研修チームの皆さんが
想いをしっかりと伝え、理解と共感を得れたことは大きいように思います。
楽しみなフォローアップとなりそうです。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。
いい週末をお過ごしください。