営業同行で佐藤産業株式会社 二度目の訪問でした。
http://www.satosangyo.com/
尾道市にある大正7年創業の会社です。
編み笠製造から組み立て式家具製造、そして若い女性向きの家具販売へと
時代の流れに合わせて挑戦し続ける会社です。
工場敷地にあるショールームや配送ポートなどを見ると、
オシャレで新しい会社なのかと思いきや大正7年創業ですし、配送ポートを見ると
あちこち工場の名残も垣間見れます。
製造工場をベトナムに100% 移されています。
そこまでの変革をお聴きしてみると、時代ニーズに対して敏感に大胆な変革の選択を
されてきたことを感じます。
大胆な変革には、当然リスクも大きく、その度ご苦労があったはずですが、
その苦労もチャレンジし続ける上での課題として捉えられている
むしろ楽しんでいらっしゃる・・・すごい!
社内で「「もも太郎劇」をやるぞ・・・と言った時、
「もも太郎やりたい!」という人も入れば、「キジがいい」「いやいや木がいい」という
人間もいる。意外と営業が「木でいいです」と言ったりもすると笑われていました。
みんなが「もも太郎をやりたい!」と言うことを望まれているわけではなく
自分の能力を活かせる役割りの中で挑戦・成長してほしいと思われている
と感じました。
それでも人は安住の地を探す傾向がありますから、気づかぬうちに城を築き、
目に見えない壁を作ってしまう傾向があります。
どこをどう壁を取り除くのか・・・すでにその壁でさえ取り除く大胆なシャッフルを
実施されていました。
すごい!・・・経理であっても企画営業や物流部門にいく可能性もあるのですから。
上田部長と辞める人が出てくると心配はしたけれど、事前の対話がしっかり為され、
辞める人はでなかったようです。
こんな柔軟に変革していける会社でどのようなお手伝いができるだろうかと
少しプレッシャーを感じましたが、様々な個性を持つ社員が同じ目標に向かい
力を発揮していくために価値観の共有がテーマです。
外部のお手伝いが入ることでより個々の役割と強みを活かし、
縦横乗り超えたやり取りができるように、それが風土として根ずくように
そのきっかけを提供することでしょうか。
帰りショールームを見せていただきました。
ブースを一つのお部屋として見せているイメージしやすい展示方法で
よりワクワクが高まります。
2階には、マンションの一部屋を次々覗いていくような仕掛けが。
社員の見える化も。
部屋のレイアウトも部署間を通り越し、関っているそうです。
勿論、表舞台は生活の彩りでワクワクを感じるものですが、
裏方の撮影ブースはそんなものじゃない。
家具ですから重いし家具に合う壁ひとつ演出するにも大変だということは
想像できます。
それをエンドユーザーが見る時には
SESAMI 家具・インテリア あなたの暮らしを開く鍵 こんな感じになります。
これから出会う社員さんたち・・・楽しみが倍増するとともに、
これまでの研修形態とはまた別の進め方も必要ですし、頭のスイッチを私の方が
柔軟に切り替えていく必要がありそうです。
あまたの中がカラカラと音を立てて回り初めていますから
(これ壊れる前じゃなく・・・アイデアが生まれている時)それを早速形にします。
楽しいお手伝いになりそうです。
素敵な出会いに感謝です。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。