学生たちを通して【学ぶ】とは?なんなんだろうと改めて考えさせられた一日。
学ぶ・・・とは《まねぶ(学)と同源
**********************?教えを受けて知識や技芸を身につける。「大学背経済学を―ぶ」「遠近法を―ぶ」
?勉強する。学問をする。「良く―。よく遊べ」
?経験を通して知識や知恵を得る。わかる。「人生のなんたるかを―ぶ。」
「この事件から―んだこと」
?まねる。「一点四海の人皆是を−ぶ/平家」⇒習う
大辞林より
斎藤孝さんの『人はなぜ学ばなければならないのか』に
人と対話することによって、新しい問いかけと答えが生まれ、また何かを提案し・・・
という運動が起こって、その中から新しい意味が産まれてくる。
その瞬間を祝うのが「学ぶ」ことの醍醐味であり、本質であるのです。
一つは意識の問題です。
常に「何か”学ぶ”ことはないか」と意識しているかどうかということです。
・・・
もう一つは「どんなことでも受け入れる」というニュートラルな姿勢でいるか
どうかです。
自分の価値観から外れたもの、これまでに触れてこなかったもの、
自分とは世界が違うものなど、どんなことでも受け入れることは大切です。
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対話することを極端に怖がる学生がたくさんいます。
人と違っていたら嫌だからと言わない学生もいます。
対話とは戦うことだと言ったが学生もいます。
もっと言えば、学ぶとは新しい知識をたくさん詰め込むことだと考えている学生は
さらに多いのかも。
もちろん、学ぶことが好きな学生もいます。
大人になって気づいたこと。
学びたい!と考えるようになり学んできてやっと気づいたこと。
学ぶとは、自分の中には無いものを受け入れていくことだと。
ただ、その受け入れるための心が無ければ、例え学びの場にいようと
意味ある一日は過ごせていない。
もう一つ、学んだことをできるようになるには、練習が必要だということ。
でも残念ながら、自分が学生時代・・・そんなことなどお構いなしに生きてきた。
今こうして情報過多の中にいると、本気学んでおいたほうがよいことでさえ、
意識して、求めなければただの情報のまま。
さらに、対話してみて初めての発見の多いこと。
こしてみると、いかに学ぶチャンスを自ら放棄してきたんだと改めて気づかされる。
勉強だけを学ぶわけじゃない。
学校に来なくても、何かにチャレンジしようとするなら、それもまた体験的な学び。
遊ぶこともあまりしない学生もいるけれど。
色んなチャンスが多いのも今の大学。
今は地域イノベーションから、海外ツアー・・・いくらでもある。
そんな環境の中で、やる気すいっち見つけるポイントも
彼らの【やる気スイッチ】・・・いつも探しています。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。