午前中、母娘で歯医者さん。
ひと席空けて治療中の様子が時々聞こえてきます。
入れ歯を母の口内状態に合わせて調整中。
どうやら誰よりも歯が小さく顎も小さい・・・もう何件も歯医者さんを替え
それでも合うものができない。
我慢もできないこともあるけれど、最後に行ったところでは
「誰でも合う、痛くない入れ歯作ります!」のキャッチに負けて100万円出して、
どうにもこうにもならない入れ歯ができたらしい。
合わないと言うと、「もう100万円出したら直す」と言われたらしい。
合わないと言うと、「もう100万円出したら直す」と言われたらしい。
そんな事情も全てのみ込んで戴き診てもらってるわけだけど・・・。
「どんな感じですか?難しい?違和感があるところは?」
その声かけに主語のない答え・・・
「お母さんの感覚が大事だから言ってくださいよ」
・・・・・
そんなやりとりが続いてる。
私だったらとおの昔にブチ切れてるだろうに。
我慢強さ、辛抱強さ・・・頭が下がります。
「そんなことは折り込み済みだからね! ただ体調次第でかみ合わせが変わったり、
どこが自分にとっていい感じなのかが掴みにくいのかもしれません。
気長にでも早く楽になるようにしましょうね」
人の感情を察し、相手に語りかける「ホスピタリティ」の世界とはこれだわ!
想いや痛みが上手く伝えれない高齢者と向き合うってこと
本当に我慢強さ、辛抱強さ・・・
そして高いホスピタリティとプロ意識に頭が下がります。
毎度、まいど無理ばかりお願して、先日も父の入れ歯の緊急対応をして戴いたばかり
とうとう親子3人でお世話になることに。
感謝感謝です。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。