企業理念は絵に描いた餅ではない!

2017.08.31

安芸高田市に本部を置く社会福祉法人清風会 
46周年を迎える清風会さんは、今や360名を超す職員、700名の利用者さん
30か所の事業所を持つ福祉法人です。
組織がどんどん大きくなってきて、ここまでの歩みを振り返り、
あらためて清風会が何のために存在するのか
存在意義を考える時期にきていること等・・・
塩崎会長代行の理念浸透への思いをお話されて第3ステージにはいりました。
改めて理念、ポリシーが発表され、それを行動していくための行動指針となる
“私たちの約束”プロジェクトが進みました。
何百ものキーワードを出し、何度も話し合いを重ねて出来上がった”私たちの約束”
プロジェクトメンバーも参加して、各営業所所長さんたちにそこまでの経緯や
進めていく中での気づきなど話してくれました。

”理念”そして”私たちの約束”に基ずく行動を、

日々の中で誰もが自然にできている状態が目指すところ。
それこそ風土として根付いた状態。

その為にはプロジェクトメンバーがこのまま各施設ですすめていくのではなく、
今度は各事務所所長が核となり、事業計画に織り込みながら職員さん達に
自分の言葉で伝え、どう浸透させていくかが大きな課題となります。
部門は部門長次第で決まります。
理念を浸透していく意味・価値の共有から。
福祉に対する想いは一人ひとりお持ちです。
ただ向かっていくところ、目指す方向はひとつです。
理念やポリシー、私たちの約束を基本とした行動ができるかどうか。
鳥の目、虫の目、魚の目・・・全体と部分と関係性からみていく必要があります。
日々の雑多な業務の中で、多くの管理者のみなさんが大事な根っこの部分を
どこか見えなくなっていたり、考えることがなかったり・・・ではないでしょうか。
企業理念やビジョンは絵に描いた餅ではありません。
しなやかに成長し続ける組織で在り続けるために、迷った時はこの問いに立ち戻る
それが組織の理念体制ではないでしょうか。
8月最終日・・・改めて企業や組織の在り方を考えた一日でした。
ありがとうございます。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。
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