難しい病院選び

2017.09.29

午後親娘で歯医者さんへ。
いつもの水内歯科医院です。
母が先・・・しばらくするとmiz 先生が嬉しそうに待合室に。
「今、入れ歯の調整しているけれど、もしかしたらこれでいけるかも。
 やっとパシッと噛みしめポイントが決まってきたようだから」

両親が広島に出てきて、何軒の歯医者さんへいったんだろう。
入れ歯でうまく噛めない・・・という母。
体調の悪いことも多く、長年の噛みグセなどもあるらしい。

最初に私の行きつけのmiz先生のところに。
miz先生は、最初からお母さんの歯は普通より小さく入れ歯を作る時難しい歯。
長年の噛みグセもあり、噛みあわせの様子も見ながら調整も必要なので
少し時間がかかりますよ・・・と言われた。
案の定、母は2回ぐらいでもう行かないと言いだしたらしい。
それでもご飯が食べれない、痛いと言うとやっぱりかわいそうなので
父は周囲からの「あそこがいい!」と聞くと連れていく。
微調整をする前に「あわない」「いたい」などいい出すと
もうそこは行かないと言い出す。
新しい病院に行く度に、入れ歯の作りなおし。
馴染む前に病院を変えてしまうので、ずっとあわないまま。

結局、最後に新聞広告でみつけた「痛くない入れ歯作ります」の
キャッチに誘われ行ったらしい。なんと100万円。
でも出来上がった入れ歯はガバガバで見るからに大きくお話にならない。
もう一度連れていって何とかしてほしいと言うと

「もう100万出せば合うようにしますよ」と言われたらしい。
・・・困り果てて、そこでやっと私に相談してきた。
最初にmiz先生が言われた通りだった。
意を決して事情を話して、何とかこの難しい母を引受けて戴く。
長年使っていた入れ歯を元に仮歯を作り、微調整をしながら噛みあわせのポイントを
探っていき、口腔ケアをしながら落ち着いたところで制作に入る作戦。
私もできるだけ自分の治療日に合わせて一緒に連れていくことに。
もうmiz先生は職人の域だと思う。
辛抱強く話しかけ、状況を聞きだし今の状況と進捗、家での対応まで細やかな
対応をして戴き、待望の最終調整まで・・・これがmiz先生の笑顔の訳。
病院選びはほんとうに難しい
人によって良い病院の基準が違うから。
腕がいい、待ち時間が短い、じっくり診察してくれる、きちんと説明してくれる・・・
その人にとっての良いは違う。
ただ、いいお医者さんに出会うことは、自分の人生にとってかなり大切なこと。

ひとまず、いい方向へ向かっているということで安心しました。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。
アドラー心理学講座 カスタマイズHappyレッスン
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