視点を変える

2017.12.22

社会福祉法人 三篠会 新卒新任職員フォローUP研修二日目。
宿題にしていた三篠会『あゆみのこころ』暗記テストからスタート。
目指す在り方の指針でもある『あゆみのこころ』意味深い。
目の前の仕事を覚えることにまだ精一杯の彼らにはその心が、その意味を考えて
仕事をする領域までは残念ながらまだまだ。
まずは頭の中に入れておいてもらう。
とはいえ、スタート時で全員無事合格。
ここから仕事をしながら、その意味、価値を自分で見出していかなければ。
9か月経った今、改めて福祉業界で働く意味・価値を考えてみる。

ネガティブ思考のメンバーに引っ張られたり、心が揺れ動いたりしながら
仕事を考えてみる。
不安なこと、わからないことをあげてもらう。
9か月ですから。
わからないことや仕事をしながら不安を覚えても不思議ではないんです。
福祉の世界は、命と向き合う仕事でもあるのだから。
9グループから出たわからないことや不安について、
自分たちで何かできることがあるものに○をしてもらったら、ほぼ全てに○がつく。
改めて、新人さん達が抱える悩みについて聞いていると、
上手くいっていないと感じている人の多くは、
自分たちではどうしようもないと思い込んでいるだけで、
実は自分から動いていない、いや動けないんだと思い知らされます。
つまり自分から質問することや、確認することができていないと感じます。
ひとりでできないと決めつけて動けなくなってしまっている。
ほんの少し視点を変えるだけで、その固まった思考は溶かすことができるのに。
上司もまたどうすればいいか、どう扱ってあげたら成長するんだろうと考えている。
お互いがそれぞれで考えすぎて当の本人に聞いてみることができていない。
実は話を聞いてほんの少し違う視点からの見方を教えると楽になります。
改めて面談の大切さ、そしてこの時期のフォローUPの必要を感じます。
彼らの能力はこんなものじゃない。
未来へむけてまだまだ伸び率満載。
なんと自己評価平均半人前以下ですから。
最後はマイルストーンのように
在りたい姿、3年後、そして3ヶ月後
どうなっていたいか目標設定。
悩みを抱えていたメンバーも、
自分をまず育てることに焦点を当てた
自己目標ができました。
みんな素敵な笑顔です。
来年の3月末になれば、自動的に先輩です。
その時どんな自分に成長しておけばいいのか。
自分で目標を決めました。自信をもって発表!
また再会できたとき、あの頃は若かった・・・なんて言いあえるように成長した姿に
成長してくれることを信じて、私も成長していきます。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。
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