安芸高田市に本部を置く社会福祉法人 清風会所長研修最終回。
各自が取り上げた「人」に関する課題をグル―プで取り上げ、
問題解決への糸口を探りました。さらに各グループから一名が発表。
その実例を使い、さらに問題解決のためのワーク。
日々多くの課題に立ち向かう所長クラスは、目の前で起こる問題への対処に奮闘。
ただ、それは問題の本質を見ているわけではなく、単なる対処法になってしまいがち。
長年の経験と勘だけに頼っていては何も解決には至らない。
その手法も学ぶ機会もないまま懸命にがんばってきた方が多いので、
改めて実例を使ってモノの見方・考え方、そして解決への糸口の見つけ方も実習。
ここまでの研修の中で、「そうは言うけどね・・・」という言葉何度聞いただろう。
頭の中では変わらねば・・・十分にわかってはいるけれど、なかなか切り替えが
できなくて苦労されていました。
ここまでがんばって引っ張ってきた苦労や時間・・・そこへの何とも言えない感情が
渦巻くのでしょう。
だからこそ、このシリーズは事前打合せを毎回4時間近くしながら、
柔軟に変更しながら進めてきました。
午後から、塩崎会長代行から、ここまでの2年間と、今後どうしていきたいか
今一度再確認も含めてお話しして戴きました。
ここまでの清風会の歩みも踏まえて理念の見直しと守るべきポリシーの明確化を
されてきたこと、そして公募で募ったメンバーで時間をかけて作成した行動指針。
それをどう活用していくのか・・・。
それを受けて、各所長も「振り返りと今後どうしていくか自己宣言」
していただきました。
もう誰一人「そうは言うけれど・・・」は出てきません。
このクラスが一番意識の変革を求められていることも自覚されています。
3月退職を迎えられる所長が、ここまでの思いと残された中で何をしていくかお話し
されたのも印象的でした。
これから10年、20年・・・と無くてはならない清風会であるためにも
新たなチャレンジがスタートします。
お疲れさまでした。
さあ、ここから次へのステップがスタートします。
多くの企業、組織が時代の変化と共に、これまでの在り方を大きく方向転換していく
ことを求められています。
ここまでを背負ってきた想いは強くても、やり方は変えざるを得ない時代です。
どうそれに乗れるのか・・・経験値以外の新しい概念やモノの見方、発想力などで
現状打破をはかれる柔軟さも求められています。
これまでの研修中に自分たちからでてきて「所長の座に胡坐はかいていないか」
脱!そうは言うけれどが重要なカギかもしれません。
これからの行動が楽しみです。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。
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3月は10日(土) 会場は Le Reve八丁堀です。
4月より第7期・第8期がスタートします。
会場が縁が和家さんから、テイント・カラーさんへと変わります。