アウトローの学び方 【変化できないことの恐怖】

2018.03.06

リオール通信?150 2012年 7月号【アウトローの学び方】より。
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≪変化できないことの恐怖≫-83-
 
2年目を過ごす社員面談でドキリとさせられたこと。
「目標設定が遠くなっているって感じるんです。
何も無さ過ぎなんですよね。
仕事も楽しいし面白いし、しんどいという感覚もないんですけれど・・・
緊張感が無いのは楽ではあるけれど。」
心の底で何かしら悶々としている思いを伝えてきました。 

「これから、どんなことができるようになると嬉しい?」と聞くと
「時々リーダーと先輩が話しをしているのを聞いていて、
 話を理解できていないって思うんですよね。数字に弱いなって。」
「数字が苦手?それともその数字の表す意味が分からない?」
「数字に弱かったという記憶はないんです。教えてもらえば理解できるはずです。」

仕事も人一倍努力して現場レベルでは先輩達についていけるまでに成長した
彼は、作業レベルから、その作業がもたらす利益や効率などの意味や目的を
理解したいと欲しているのです。

出来るリーダーと出来ないリーダーの差がここにも影響します。
育成指導できるリーダーは、目標を 見失わせるようなことはしません。
常に小さな成長を感じながら楽しんで成長させて貰えるから。

部下の状態の診断は仕事の<知識や技術能力>、

もう一つ<モチベーション>の状態その両方から見ていく必要があります。
リーダー自身が名ばかりで単なる作業人であると、部下は伸びたくても伸びる事が
できない。
それどころかやる気を無くして、楽に逃げる習慣を身につけてしまいます。

人は良いチャレンジやいい失敗を経験させると自分の安心領域から
飛び出して乗り越えて成長できることを学びます。

安心領域にずっといると、できていることばかりがもっと上手になりますが、

良い失敗ができないということでもあり、成長もないということ。
上に立つモノ、人の成長に関わる私たち自身が
安心領域に胡坐をかいていてはいけないと若武者に教えられました。 
                            報恩感謝。
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アドラー心理学講座 カスタマイズHappyレッスン
3月は10日(土) 会場は Le Reve八丁堀です。
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