パラリンピックに学ぶ

2018.03.19

ピョンチャンパラリンピックは18日10日間の全日程を終了し閉会式が行われました。

オリンピック以上に心に残るシーンがたくさんありました。
この前、アドラー心理学「勇気づけ勉強会」の時、パラリンピックについて
縁が和家みっちーから、中学校でのきずな教室での中学生たちの反応について
シェアしてくれました。
改めて、日本パラリンピック委員会HPをみて、その成り立ちを知りました。
*********************************
パラリンピックの価値
国際パラリンピック委員会(IPC)は、
パラリンピアンたちに秘められた力こそが、パラリンピックの象徴であるとし、
以下の四つの価値を重視しています。

勇気・・・・マイナスの感情に向き合い、乗り越えようと思う精神力
強い意志・・・・困難があっても、諦めず限界を突破しようとする力
インスピレーション・・・・人の心を揺さぶり、駆りたてる力
公平・・・・多様性を認め、創意工夫をすれば、誰もが同じスタートラインに
       立てることを気づかせる力

※IPC発表の英語表記は「Equality」でありその一般的な和訳は「平等」ですが、
「平等」な状況を生むには、多様な価値感や個性に即した「公平」な機会の担保が
不可欠です。そしてそのことを気づかせてくれるのがパラリンピックや
パラアスリートの力である、という点を強調するため、IPC承認の下、
あえて「公平」としています。

パラリンピックの意義
様々な障がいのあるアスリートたちが創意工夫を凝らして限界に挑む

パラリンピックは、多様性を認め、誰もが個性や能力を発揮し活躍できる公正な
機会が与えられている場です。
すなわち、共生社会を具現化するための重要なヒントが詰まっている大会です。
また、社会の中にあるバリアを減らしていくことの必要性や、発想の転換が
必要であることにも気づかせてくれます。
***********************************
その4つの価値は、私たちが生きていく上で欠かせない困難を克服していく力、
そのものであると改めて知りました。
パラリアンたちのチャレンジし続ける姿勢や生き方は、
チャレンジから逃げたり尻ごみしてしまっている自分、
日々の小さな目標もあと送りにしたりする自分、
自分の人生を自分で引受けることへの無責任さ
・・・改めて自分の弱さを知らされます。
パラリンピアンたちの溢れる笑顔、障害もモノともせず目標に向かっていく姿に、
そアドラーの教えと共通点をたくさん見つけた10日間でした。感謝。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。
*************************
アドラー心理学講座 カスタマイズHappyレッスン
4月は7日(土) 会場は Le Reve八丁堀です。
4月10日(火)より 第7期・第8期がスタートします。
会場が縁が和家さんから、テイント・カラーさんへと変わります。
Facebook