あの日…15年前の今日5時46分
広島に住む私も揺れ動く異変で目が覚めました。
阪神大震災から15年なんですね。
BAD SHOP時代で、その日は瀬戸大橋の真ん中あたりにある余島フィッシャーマンズ・ワーフさんに営業に行く日だった。
状況が全く読めず、混み合う高速を走りとにかく向ったあの日…京阪が母体で幹部のほとんどが阪神出身者ということで商談どころではなく、交わす言葉にさえ戸惑いながら早々に引き揚げたことを思い出します。
“販売”の面白さを教えてくれたのも神戸のアパレルメーカーさんだった。
何度も通った大好きな神戸が崩壊していた。
毎夜流れる 被害者を伝えるテロップを呆然と見続けていた。
時が流れて、神戸市の社会福祉協議会さんでの福祉事業従事者リーダー研修で、
人生タイムラインを書いて戴いた時、50名近くの参加者全員…あの15年前をアンハッピーとしていたことを思い出します。ただ、その後の人生の捉え方も大きく違う。
多くの犠牲者への想いも抱いて、前向きに生きることを選んでいました。
“命”と“生きる”こと…そして、改めて人はつながっていきていることを
教えられました。
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地球という生き物の上で、誰もが災害と隣り合わせに暮らしている。
悲嘆の中に希望の灯を消さぬ叡智と仕組みを、
人類の共有財産にできないものか
−天声人語−
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ちっぽけな自分ではあるけれど、自分の人生を責任を持って生きること
大切に生きて 誰かのお役に立てることを感謝できる自分を育てたい
改めて 考えて過ごした一日でした。 報恩感謝。
犠牲者の皆様、そして今もなお多くの心の傷を抱えながらも懸命に生きる皆さまのご冥福とご健康をお祈りいたします。