「今ここ」でできていることに注目してみる

2018.04.14

午後から両親が次に移る施設のケアマネさんと面談でした。
ケアマネさんからの質問へのやり取りの中で、ふと気づく。

母の入院履歴や自分の持つ病気など父は携帯電話にメモしている。
「病院で聞かれることが多いからね」
歳を重ねれば自分のことでさえ、忘れてしまうことも多い。
何年卒業とか、その出来事はいつごろだったのか・・・。
私なんてしょっちゅう忘れてしまい、調べることのほうに時間が取られる。

凄いな。じぶんに出来ることと出来ないことをちゃんと把握していて、
今できることをコツコツとしている。
母は自己管理的なことについては、父に任せっぱなしだけど。
もちろん「忘れた」・・・と丸投げされたりすることもある。
自分や母にとっての大切なことは、きちんとメモカレンダーに収めて
そんな時、ちょっとイラつく私もいるけれど、
まてまて・・・そこをサポートするのが、私の役割ではないのか・・・。

**************************************
もうろくをとおして、心にとどまるものを、信頼する。
 もうろくは 濾過器」

 -鶴見俊輔-『もうろく帳』
人間は晩年の「今ここ」を生きるために、さまざまな記憶を捨て、
本当に大事なものだけを残そうとしているのかもしれません。
***************************************

私たちは過去に囚われ、見えない未来を不安になり生きているけれど、
まさに「今ここ」を生きる両親は、とてもうらやましい生き方をしているともいえる!
いつも、lアドラー的な発想をしようと心がけている。
だけど、親とのことになると、その事すらもどこかにぶっ飛んでいる自分がいる。
見方を変えると・・・もっと楽しく良い親子関係になるのではと思えた瞬間。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。
*************************
アドラー心理学講座 カスタマイズHappyレッスン
5月は12日(土) 会場は Le Reve八丁堀です。

4月より第7期・第8期がスタート。
2回目は5月12日(火)  会場は、テイント・カラーさんです。

*あなたの町で、あなたの会社で・・・あなたの大切な人たちと
勇気づけ勉強会を開催していませんか。
お問い合わせください。
Facebook