「できること」しかできない

2018.04.15

雨上がり・・・新緑の季節が近づき緑がキレイです。
今日は、サ高住を変わる両親のお買物です。
これまでの施設ではリースだったものが、次ではリースはなし。
逆に、デイサービスの充実や何かあった時、ショートステイの併用など。
お買物を任されて、布団選びをしたり、こまごましたモノを買いモノしているとき、
母の好みそうな色や柄を選んでいたり、これなら気持ちいいかなとか、
使い勝手はどうだろう・・・とか、気づかないうちに、親を想っていることに気づきます。
今、この買い物の時間をとれることが、どれほど貴重な時間だろうか。
ついイライラしたり、憎まれ口を叩いてしまう私ですが・・・。
全てがこちらの思い通りに叶う施設などはありません。
その中で何を一番大切にするのか、どんな生活を望むのか・・・
それは私がではなく、両親がです。
今だけでなく、ここから続く生活を少しでも快適に元気で笑顔で過ごしてくれると
いいなといつも思います。
両親の調子がいいと笑顔が多いし、調子が悪いと不機嫌なのは当たり前。
それに影響され心が揺れる自分がいます。
アドラー心理学の学びが、事あるごとにその自分を救ってくれます。
親と子・・・切っても切れない一番深い関わりを、
昔のままの自分では悪化させる事はあっても、よくすることは難しいと
いつも感じていました。
今なら、もう少しだけは上手にやれるように感じます。
何気なく放たれた言葉に傷つく前に、その言動の「よい意図・目的」を考えてみる。
行動の裏にある本音に気づく。直接的な言葉にできない心に気づく。
子どもとして何ができるのか・・・
すべきこと、
したいこと、
できること、
どう考えてみても、私にできることは「できること」しかないんです。
できることを精一杯する。
できないことはごめんなさいと言う。
「不完全である」ことを認める勇気を教えられます。
そう考えると、自分がイライラを感じているときは、親の出来なくなったことばかり、
注目していることに気づきました。
若い頃の元気なままの大好きな両親と比べてしまい、落胆したり、
心配したりですから・・・そりゃそんな自分が嫌にもなります。
その証拠に、笑顔を返してくれるだけで、帰りの足取りが軽くなるんですから。
そう、「今、ここに生きていてくれる」だけで、心の支えになります。
親は、自分の一生をかけて生き方を教えてくれています。
・・・今回のサ高住を変わることで、様々な気づきがありました。
少しだけ私も成長したのかもしれません。
で・・・6月9日 午前中 「ELM勇気づけ勉強会」ですが、
午後から、老いていく両親とのいい関係を考える講座を開催します。
アドラー心理学をベースにした講座を煮詰めています。
お楽しみに。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。
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アドラー心理学講座 カスタマイズHappyレッスン
5月は12日(土) 会場は Le Reve八丁堀です。

4月10日(火)より 第7期・第8期がスタートしました。
どの回からでも参加できます。
2回目は5月12日(火)  会場は、テイント・カラーさんです。

*6月・・・老いる親との関係をよくする講座開催予定です。
*あなたの町で、あなたの会社で・・・あなたの大切な人たちと
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